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プレーオフトーナメントセミファイナル、4チームのキャプテンが語る決戦のとき

1月22日・23日に迫ったプレーオフトーナメントセミファイナル。
出場4チームのキャプテンが、決戦のときに向けて語りました。

プレーオフトーナメントセミファイナル

東芝ブレイブルーパス
廣瀬俊朗キャプテン

廣瀬  俊朗キャプテン

東芝ブレイブルーパス

  セミファイナルで対戦するサントリーは、最終節よりも、もっと良い試合をしてくるだろうと思うので、もう一度東芝ラグビーを追及していきたいと思います。東芝はハートを大事にしています。みんなで同じ方向を向いてやり遂げる姿を見せることができたら、良い試合ができると思います。プレーオフでは、フォワードの選手がどんどん前に出て行ってほしいと思います。特に望月、豊田選手、ムードメーカーの宇薄選手などが出てくれれば主将としてはうれしいです。

プレーオフまでの間、「どうして勝ちたいのか」、「どういうプレーをして勝ちたいのか」、「お客さんに喜んでもらいたいのか」という想いを追求し、みんなとひとつになった時に東芝は強くなると思います。ミーティングでも、キャプテンが話してもいい、みんなで考えてもいい、「勝って恩返しする」というのは東芝が前のキャプテンから大事にしていることなので、そういうところをもう一度みんなで再認識していきたいです。

そして、プレーオフでは、これぞ東芝ラグビーという「ラグビーらしいぶつかりあいの激しさ 」を見てほしいと思います。そして、自分たちのラグビーを追い求めて、より高みを目指して優勝したいです。


サントリーサンゴリアス
竹本隼太朗キャプテン

竹本隼太朗キャプテン

サントリーサンゴリアス

  プレーオフまでの課題はブレークダウンです。シンプルに1対1で勝って、いい形でアタッキングシェイプができれば、どんな相手でもいい球がでると思うので、球出しの部分を修正します。

我々の目標は東芝に勝って優勝することです。
東芝はフィジカルのチームという印象です。接点で強い。勝負どころ、トーナメントで強い。選手が共通の認識をもって、チャンスを逃さないチームです。我々も運動量で対応していきたいです。
サントリーのラグビーは、自陣からも、どこからも積極的に責めるアタッキングラグビーです。選手全員が次のプレーのことしか考えていません。早い仕掛けときれいなアタックシェイプ。リーグ戦では東芝のプレーが力強く、発揮することができませんでしたが、プレーオフでは負けるつもりはありません。


プレーオフトーナメントセミファイナル

トヨタ自動車ヴェルブリッツ
中山義孝キャプテン

中山義孝キャプテン

トヨタ自動車ヴェルブリッツ

  プレーオフの目標は、当然優勝です。自分たちの強みは、フィールドプレーでの一人ひとりの判断の速さ、次のアタック、ディフェンスをするための速さです。一人ひとりがすばやく判断し、速く動き出すことを今年は目指してきましたので、プレーオフでもそこを生かしていきたいと思っています。我々はリーグ戦でプレーオフに進出した3チームに勝っていますが、結果というのは終わった瞬間から過去のものになるので、きちんと基礎に立ち戻ります。プレーオフは何があるかわからないので、一つにまとまるチームが勝つと思います。我々はまだチャンピオンになったことはないので、あくまでもチャレンジャーとしてトップをめざし、一歩一歩やっていきたいです。

このセミファイナルは、何度も何度も跳ね返されてきた壁です。ミスを恐れずに大胆に、練習からやっていくつもりです。社内では各職場でいろいろと声をかけてもらっています。今年は女子ソフトボール部の優勝に始まり、男子硬式野球部の優勝、元日の陸上長距離部の劇的な追い上げからの優勝など様々なスポーツでタイトルをとっています。ラグビー部も、シーズンが深まるごとに、ありがたい励ましの言葉をいただいています。みなさんの声はプレッシャーでもありますが、それを自分たちの力に変え、期待に応えられるように頑張ります。


三洋電機ワイルドナイツ
霜村誠一キャプテン

霜村誠一キャプテン

三洋電機ワイルドナイツ

  三洋電機は、今まではずっと「自分たちらしさ」を追求してきました。しかし、それだけでは今までは勝てませんでした。今年は「勝ち」にこだわりたいです。「三洋電機らしさ」にこだわるよりも、「勝負」にこだわろうと考えています。「自分たちらしさ」にこだわってきた東芝がいま形になり「勝ち」にきています。プレーオフでは、「勝ち」と「自分たちらしさ」の両方を求めて戦いたいです。

セミファイナルでは、チームの強みであるディフェンスを鉄壁にし、アタックは三洋電機の攻撃のパターン、ストラクチャーで勝ちたいと思います。プレーオフまでの間、みんなで共通認識が持てるよう取り組んでいきたいです。特に山田章仁選手が活躍するとチームが盛り上がるので、プレーオフでも期待したいと思います。そしてファイナルでは、東芝とぜひ戦いたいです。東芝は、廣瀬主将のまとめる力でチームが一つになるので、そこが強みだと思います。会社の期待や応援は我々がひとつになる力なので、プレーオフはたくさんの方に来ていただきたいと思います。



2011年1月21日

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