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第8節 会見レポート(神戸製鋼コベルコスティーラーズ 33-21 クボタスピアーズ)

クボタ、荻窪監督と山口キャプテン
クボタ、荻窪監督と山口キャプテン

◎クボタスピアーズ
○荻窪宏樹監督

「上位に喰らいつくためには、絶対落とせないゲームだったが、残念な結果に終わった。攻め続けたが、そのたびに神戸製鋼の固いディフェンスにはね返された感がある。ゴールラインを背にした時、神鋼の強さを特に感じた。まだシーズンが終わったわけではないので、最後まで粘り強くリーグ戦に臨んで行く」

○山口貴豊キャプテン
「ミスが多く、悔いの残るゲームだった。特に敵陣ゴール前でのミスが致命的。集中力の点で、神戸製鋼とは差があると痛感した。とにかく今日が始まりであり、以後のゲームに繋げていきたい」

◎神戸製鋼コベルコスティーラーズ
○増保輝則監督

「厳しいゲームだったが、それゆえチーム成長の糧となった。スピアーズには感謝したい。具体的には、スピアーズにラインブレイク狙いで、裏にパントを蹴りこまれる場面が多々あったが、ディフェンスが良く反応できていた。一方バック3の出来が悪すぎた。ゲーム終盤、体力的にきつい場面ではより高いレヴェルのパフォーマンスが要求されるのに、応えられていない。まるで12人対15人でゲームをやっているようだった。もっと危機感を感じてプレーして欲しい。
斎藤、大畑については、彼ら自身、満足の行くプレーができていないと感じているはずだ。特に大畑は相当期間プレーから離れており、仕方の無い面もある。ゲームを重ねていくことで、勘も戻ってくるだろう。
(震災支援のシンボルマークをジャージに貼布した件について)当時、被災された市民の方々に、我々は大きな声援と勇気をいただいた。その時の感謝の意を改めて示すとともに、今度は我々が神戸市民の方々の心の支えになりたい。その意味でのシンボルマークであり、これからも"神戸"のチームであることをアピールしていきたい」

○松原裕司キャプテン
「コベルコスティーラーズがどのようなラグビーをすべきか模索中だが、FWについては、今日のゲームである程度手ごたえを感じている。具体的にはボール周辺の迷いが無くなり、前に出るプレーが随所にみられたと思う」



2004年12月6日

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