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リコーブラックラムズ 22-31 東芝ブレイブルーパス
【week6/2010年10月16日(土) at 神奈川・ニッパツ三ツ沢球技場】
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前半のスタートはお互いに反則の少ない展開であり、有効なキックを使い、相手陣でのゲーム展開で進んだ。リコーはライン攻撃をするが、孤立する場合が多く、東芝のディフェンスにモール、ラックの巧さからボールを支配され反則を繰り返し、東芝の早いテンポからの展開で3トライを奪われる。
後半はリコーが東芝のラックを押し、ミスを誘い、そのボールをキック処理し2トライをあげる、拮抗した試合展開になった。一進一退のゲームであったが、東芝ゴール前のPG成功からリコー陣内での展開になり右ゴール前でのモールを押し込み、ダメ押しのトライを奪う。時間のない中、リコー最後の攻撃をくり返すが得点に結びつけることはできずにノーサイドになる。
お互いにキックを有意に使う展開の早い好ゲームであったが、モール、ラックの差が点差に出た試合であった。
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山品コーチ(右)、滝澤ゲームキャプテン
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◎リコーブラックラムズ
○山品博嗣コーチ 「非常に悔しい試合だった。重要なところでペナルティをおかしてしまった」
○滝澤佳之ゲームキャプテン 「最後まで東芝の接点などでの集中力が凄かった。そういった意味では、非常に勉強になった試合だった。
前半戦はあと1試合残っているので、しっかりと修正して臨みたい」
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瀬川監督(中)、廣瀬キャプテン(右)、ヒル選手
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◎東芝ブレイブルーパス
○瀬川智広監督 「近いようで、なかなかできなかった三ツ沢球技場でできて素晴らしかった。リコーの激しいタックルの中、勝ち点を取れてポイントを取らせなかったのが収穫。前半節残り1試合、今日のポイントを修正したい」
○廣瀬俊朗キャプテン 「素晴らしい環境、素晴らしい芝生でとても楽しみだったし、よかった。リコーの気迫にやられて、スキルではなかった。チームが自分達を信じて試合を行い、勝利して意味のある試合だった」
○デイビッド・ヒル選手(Man of the Match) 「難しいゲームだった。後半最初の10分ペナルティで押されたが切り替えた。大変疲れた」
──気迫に押されたと言われていたが、相手がやりたい事をして逆転を許されたのか?
○瀬川監督
「約束事が崩れてしまった。自分達のやる試合ではなかった。スキルを突いてきたため、ターンオーバーの起こるゲームだった。スキルのある選手が流れを持ってくるのはリコーの戦い方」
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