リコー、ラグビートップリーグ公式戦にグリーン電力を活用
〜自然エネルギーを利用した試合が9月18日(土)秩父宮ラグビー場にて開催〜
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株式会社リコー(社長執行役員:近藤史朗)は、ジャパンラグビー トップリーグ公式戦「リコーブラックラムズ 対 福岡サニックスブルース」(主催:(財)日本ラグビーフットボール協会、日時:2010年9月18日(土)17時〜、場所:秩父宮ラグビー場)において、「グリーン電力証書システム
※1」を活用し、自然エネルギーで発電するグリーン電力で本試合の電力を賄います。
これは、当社が購入している、日本自然エネルギー株式会社
※2提供の「グリーン電力証書」を利用することにより、本公式戦ラグビー場の大型映像装置やナイター照明などに使用される電力約2,000kWh分(一般家庭1世帯が約7ヶ月間使用する電力を賄える量)をグリーン電力で賄ったとみなすものです。
当社は、地球環境と人間社会の将来における「あるべき姿」を描き、環境負荷の小さな持続可能な社会の実現を目指しています。地球環境の保全は地球市民の使命と捉えて、環境保全と利益の創出を同時に実現する「環境経営」を掲げ、2050年までに環境負荷を8分の1にするという高い目標のもと、全員参加で環境保全活動に取り組んでいます。
同活動の一環として、リコーが外部で使用する電力についても、環境負荷をできる限り減らすために、グリーン電力証書システムを活用していきます。その第一弾として、ラグビー・トップリーグ、「リコーブラックラムズ 対 福岡サニックスブルース」戦での消費電力量の一部を、購入しているグリーン電力証書の一部で賄うことにいたしました。
※1 グリーン電力証書システムとは
本システムでは、自然エネルギーにより発電された電気を「電気そのものの価値」と省エネルギー(化石燃料の節減)やCO2排出抑制といった「環境付加価値」との組み合わせと捉えます。証書発行事業者は、この「環境付加価値」分に価格を設定し、「グリーン電力証書」として販売します。証書の購入者は、自ら購入する電力と、「グリーン電力」を組み合わせることができます。これにより、購入者は自然エネルギーにより発電されたグリーン電力を使用しているとみなされるものです。
「グリーン電力証書」を購入する企業・自治体などが支払う費用は、証書発行事業者を通じて発電設備の維持・拡大などに利用されます。発電設備を持たなくても、証書発行を受けたグリーン電力相当量の自然エネルギーの普及に貢献できるため、地球温暖化防止につながる仕組みとして関心が高まっています。
※2 日本自然エネルギー株式会社
社 名:日本自然エネルギー株式会社
代表取締役社長:堀田一夫
所在地:東京都中央区日本橋室町3-1-6 燐酸倶楽部ビル4F
リコーラグビー部「ブラックラムズ」について
1953年創部。仕事とラグビーの両立を貫き、心・技・体を鍛え続け、社会、地域、社内に元気と勇気を提供しつづける株式会社リコーの企業スポーツチームです。1972年、1973年にラグビー日本選手権で2連覇、全国社会人大会では3度優勝しています。
2003年には、リコーラグビー部のシンボルである「ブラックジャージ」とチームエンブレムの「雄羊(Ram)」を合わせ、雄羊の気性とその姿から、勇猛果敢なファイティングスピリットを持つという意味を持たせ、「リコーブラックラムズ」というマスコットネームを採用しました。
リコーラグビー部の部員は、社員として地球環境保全活動に加え、チームとしても地域の子供たちにラグビー指導を行うなどの社会貢献活動に積極的に取り組んでいます。ブラックラムズは、このような活動を、企業スポーツチームとしての重要な役割であると認識しています。このたびのグリーン電力の提供も、ラグビー部員の提案から実現したものです。
リコーブラックラムズホームページ:
http://www.ricoh.co.jp/rugby/