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トップリーグ第7節 秩父宮ラグビー場 記者会見レポート
クボタスピアーズ17−54東芝府中ブレイブルーパス
◎クボタスピアーズ
○荻窪宏樹監督
「完敗です。まず、タックルを一発、モールを組ませない、前へ行って密集で負けないラグビーを目指しました。前半はよくやりましたが、モールを組まれると対処できませんでした。後半も、そのようにやってくれたのですが…。最後にトライで意地を見せたので次につながると思います。後半戦はこの課題を直してやっていきたいと思います。NEC、東芝戦は接点が厳しく対処できませんでした。」
【新潟中越地震に関連して】
「皆さん、大変な思いをされていると思います。お見舞い申し上げます。新潟でも我々は試合をしましたが、その時、今回一番被害の大きい小出町のラグビースクールの子ども達に来てもらい交流しました。自分たちには義援金集めくらいのことしかできませんが、少しでもお役に立てばと思ってやりました。子ども達には少しでも早く元気を取り戻してほしいと願っています。」
◎山口貴豊キャプテン
「フォワードモールでやられました。ラックにしてこっちのペースに持っていこうとしましたが、ケフのシンビン退場で7人になり、相手のペースにしてしまいました。ケフだのみになっている点を修正して12月からの試合に頑張っていきたいと思います。接点で崩され、大差をつけられて後半は集中力に欠けました。東芝のモールは下へ入って崩すつもりでしたが、やってみて分かったのは、東芝さんは反則ぎりぎりでまた作ってくるので、そこをもう一度もっと激しく止めて孤立したところを仕留める。それがちょっとできないんですね。ラインアウトでもクボタも反応しているんですが、東芝さんは基本が出来ていて、移動してもしっかりリフターが上げてくる。これらの学んだことをチームに持ち帰ります。」
◎東芝府中ブレイブルーパス
○薫田真広監督
「全般的にスコアには非常に満足しています。ただ、前半は特にゲームコントロールミスがありました。ドライビングモールに固執しすぎていた点です。クボタへのディフェンスも意図したタックルが出来ていませんでした。ゲームの駆け引きの点で物足りません。前半終了間際のクボタNO8のケフの退場によって、うちとしては後半最初のゲームプランが立てやすくなりました。前半戦を総括すると、DFはよく守って安定してきました。フォワードは釜沢が抜けた後を十二分に埋めています。バックスは全員本調子になれば十分修正できると思います。バックス全体のバランスを考えていきたいですね。反省点はゲームコントロールです。駆け引きをきちんとやってほしいですね。ジャパンの遠征があり、もしかしたら追加で呼ばれる選手もいるかもしれませんが、この1ヵ月、どれだけやるかです。充分タイトルを狙える位置にいると思います。神鋼戦の一敗はもったいない一敗でした(笑)。」
○冨岡鉄平キャプテン
「スコア的には勝ち点5を挙げ、相手には与えていませんので満足しています。僕のタックルミスで2本トライを取られたのは反省しています。ここ数試合、モール、モールでトライを取っていますが、後半戦はそう簡単にはモールで取らせてはくれないと思いますので、展開して外で取る良いラグビーをしたいと思います。ただ、一番トライを取れる可能性の高いオプションがモールであって、どのチームも対応できていないのであれば、しつこくやるのは賢いやり方だと思います。クボタには去年負けているので意識はありました。前半の最終戦で優勝するためには大事な試合だとウォーミングアップから選手が理解していました。もっと外にも回したいのですが、けが人もあり、バックスの力がまだ足りません。いいタイミングで1ヵ月空きますのでしっかりバックスを作っていきたいと思います。前半戦、フォワード一人一人が成長してくれて厳しい、苦しい時に見えないところで良いプレーをしてくれました。バックスは誰が出ても最良のプレーができるよう鍛えて、見ていて楽しいラグビーをやっていきたいと思います。」
2004年10月31日
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