トップリーグオールスター「FOR ALL チャリティーマッチ」前日公開練習
〜ついに引退、神戸・元木選手、リコー・田沼選手も明日の試合に向け、躍動〜
同期の二人 元木選手(左)と伊藤選手(右)
いよいよ明日に迫った、トップリーグオールスター「FOR ALL チャリティーマッチ」の前日公開練習が、コカ・コーラウエストレッドスパークス「さわやかスポーツ広場」で行われました。
雨も心配された寒空でしたが、水滴が落ちてくることもなく、福岡に到着したばかりの選手たちが、早速グラウンドで体を動かし、明日の試合に備えました。
「各チーム、個人の持ち味を出してアグレッシブに行こう」と集まったメンバーに声をかけた藤井監督(主将はORANGE最多得票の東芝ブレイブルーパス、大野選手)率いる、FOR ALL ORANGE ALL STARSは、体をほぐすタッチラグビーの後は、ストレッチ、そして選手全員揃ってのウォーミングアップから練習開始。先日今季限りの引退を表明した神戸製鋼コベルコスティーラーズの元木選手、同選手と同い年、伊藤剛臣選手、選手会代表の大畑選手など、元木選手と一緒にプレーする「ラストゲーム」へ向けて、調整が行われました。地元福岡サニックスブルースの選手らオールスターの面々が顔を揃え、どのようなプレーを見せてくれるのでしょうか。
一方、FOR ALL GREEN ALL STARSは向井監督に促され、最多得票によって主将に選ばれた、サントリーサンゴリアスの畠山選手が「自分より経験のある諸先輩方もたくさんいますが、宜しくお願いします。怪我せず、楽しく、勝ちましょう」とチームに声をかけました。FOR ALL GREENとは対照的に、タッチラグビーの後はすぐにフォワード・バックスに分かれ、プレーのチェック。先日、入替戦終了後に引退を表明したリコーの田沼選手も元気にグラウンドで躍動。
そして日本代表監督時代の「盟友」トヨタ自動車ヴェルブリッツ、ベテラン難波選手などと談笑する向井監督。
練習の幕の開け方で表れた、監督の「色」。明日の試合でもそれぞれの「らしさ」が見られるのでしょうか。
どのようなゲームが繰り広げられるのか、ご期待ください。