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11節 マッチ&会見リポート(ホンダ 22-28 神戸製鋼)

マッチリポート
ホンダヒート 22-28 神戸製鋼コベルコスティーラーズ
【week11/2009年12月20日(日) at 香川・香川県総合運動公園サッカー・ラグビー場】

香川で初開催となったトップリーグ。3千人を越える観衆のなか神戸製鋼のWTB大畑が開始1分にトライ、その4分後にFLブラッキーがトライを重ね14-0とゲームの主導権を握る。ホンダもその後、好タックルで神戸製鋼の攻撃をしのぐが、34分にFLハーディングがトライ。ゴールも成功して、21-0と引き離される。37分にホンダWTB林がトライ、21-5で神戸製鋼が16点差をつけて前半を終了。

後半に入り13分に神戸製鋼WTB大畑がトライ、28-5。このまま神戸製鋼が大量リードをするように思われたが、この後ホンダのフロントローが交替していたために、ノンコンテストスクラムの状況がおき、ここから神戸製鋼のリズムが狂いだした。ホンダは17分WTB山田、19分CTBトゥプアイレイがトライ、29分にはFB嶋がPGを成功し6点差となり追い上げたが、最後は、神戸製鋼が逃げ切った。
 なお、マン・オブ・ザ・マッチには、GKを4本すべて成功させた、山本大介が選ばれた。

ホンダ 22-28 神戸製鋼   ホンダ 22-28 神戸製鋼

会見リポート
ホンダヒート
シェラット ヘッドコーチ(左)、木村キャプテン
シェラット ヘッドコーチ(左)、木村キャプテン


◎ホンダヒート
○ジョン・シェラット ヘッドコーチ
「前半戦はすごく悪かった。最初の5分で14点取られました。後半は、ホンダのラグビーがしっかりとできました。それを信じて残りの二戦に繋げていきたい」

○木村允彦キャプテン
「前半開始後の出鼻をくじかれた2本のトライが悔やまれます。後半は、巻き返してホンダの力を全部出し切れました。後半の試合内容を残り2試合に繋げていきたい」

──前半と後半、まったく違うチームでしたが、ハーフタイムでの指示を教えてください。
○シェラット ヘッドコーチ
「コンタクトポイントを集中するようにいいました。そしてディフェンスを強くすること。そこの二つをしっかりするように言いました」

ホンダ 22-28 神戸製鋼   ホンダ 22-28 神戸製鋼
神戸製鋼コベルコスティーラーズ
平尾GM兼総監督(左)、松原バイスキャプテン
平尾GM兼総監督(左)、松原バイスキャプテン


◎神戸製鋼コベルコスティーラーズ
○平尾誠二GM兼総監督
「後半は危ない試合だった。前半には、もっと点が取れたような気がする。今年のチームはトライを取ってからたたみかけられないところがあり、苦戦を強いられている。試合に勝ったことには満足している。ボーナスポイントもついたのでその点に関しては評価したい。メンタルな部分のしつこさ等が淡泊であり、技術の前に直していきたい」

○松原裕司バイスキャプテン
(大畑キャプテンがケガ治療のためバイスキャプテンが出席)
「前半は、思惑通りの試合ができた。後半は、ノンコンテストスクラムから神戸製鋼のメンタルな問題と浮ついた部分から、後半追い上げられる試合展開になった。次回の試合では修正したい」

──FWに外国人3人を起用したのは?
○平尾GM兼総監督
「ブレークダウンでの攻防を重視しました。あとここ数試合良くなかったので、ゲームの流れを変えたくて起用しました。前半は良かったが中盤あたりからうまく機能しなかったところもあった」

──元木、苑田選手らベテラン選手起用の狙いと評価は?
○平尾GM兼総監督
「前半はうまく機能していた。スムーズにいかないところもあったが、彼らの良さが出たのではないか。残り2試合望みを捨てずに2勝していきたい」



2009年12月24日

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