TOP LEAGUETOP LEAGUE OFFICIAL SITE
TOP > ニュース > 4節 マッチ&会見リポート(近鉄 10-44 サントリー) TOP LEAGUE LOGO
CONTENTS
ニュース
試合予定/結果
順位
成績
表彰
チームプロフィール
選手プロフィール
トップリーグについて
会場地図
チケット情報
ニュース
4節 マッチ&会見リポート(近鉄 10-44 サントリー)

近鉄 10-44 サントリー   近鉄 10-44 サントリー

C:2009, JRFU(Photo by A. HASEGAWA)

マッチリポート
近鉄ライナーズ 10-44 サントリーサンゴリアス
【week4/2009年9月26日(土) at大阪・近鉄花園ラグビー場】

彼岸を過ぎても真夏のように気温30度を超す蒸し暑さの中、第4節がデイ・ゲームの近鉄花園ラグビー場で開催された。今シーズン初めてホームグラウンドでゲームを行う近鉄、前節でトヨタ自動車に力の差を見せ付けられ、ノートライに抑えられたが、この試合でどう立て直すのか。一方、サントリーは、九州電力を大差で下し、リーグ2位に浮上した勢いを維持し、このゲームに臨んだ。

前半5分、近鉄がサントリー陣27mに攻め込みPKを得るも、FB高がPG不成功。この直後の7分サントリーは、近鉄インゴールからのタッチキックをFB有賀がチャージダウンしそのままトライ、先制点を奪う。引き続き12分、CTBニコラスが着実にPGを決めると、24分にも自陣10mL中央スクラムから左へ展開し、CTBニコラスのキックをCTB平がキャッチして左WTB小野澤に繋ぎ、回り込んで左中間にトライ、0-15で前半を終える。近鉄は、サントリーの縦に攻め込むモールにどう対応するか、後半の課題となった。

サントリーは、後半開始早々の1分にFB有賀がこのゲーム2本目のトライを挙げると以後、近鉄陣内で試合を進め、FWがスクラムやラックを優位に支配し、ラインアウトからモールを押し込んでのトライなど4トライを近鉄に浴びせ、10-44で圧勝した。
サントリーの課題として、点差が大きく開いた後半30分から全体的にディフェンスが緩慢になり、近鉄に後半38分、39分と立て続けにトライを奪われた。この課題をどう克服していくのか、次節が楽しみである。(山林右二)

近鉄 10-44 サントリー   近鉄 10-44 サントリー

会見リポート
近鉄ライナーズ
スローン ヘッドコーチ(左)、トンプソンキャプテン
スローン ヘッドコーチ(左)、トンプソンキャプテン


◎近鉄ライナーズ
○ピーター・スローン ヘッドコーチ
「期待していた一戦だったが、残念な結果になった。特に前半、もっと頑張らなければいけなかったが、我々の努力が足りなかった。サントリーは強いチームで非常に組織が整備されている。我々のラグビーをさせてもらえなかった」

○ルーク・トンプソン キャプテン
「我々の力が出せず、大変落胆している。サントリーは、大変高いレベルのプレイをするが、このレベルについていけなかったことが残念だし、ファンの皆さんにも申し訳ないと思っている」

──前半のどういう点がいけなかったのか。
○スローン ヘッドコーチ
「個人プレイに走ってしまって、我々のシステム、ストラクチャーが活かせなかった。ラグビーはチーム・プレイだ。サントリーに意識が行ってしまい、我々のチームのシステムに集中できなかった。この点は立て直していきたい」

──最後に2トライを挙げたが、その点はどう評価するのか。
○スローン ヘッドコーチ
「いかんせん遅すぎた、その時もう試合はほとんど終わっていた。そのトライも12番がボールキープし、4番に繋ぐというシンプルなもので2〜3人しか関与していない。2、3人の力だけで勝とうというのはそもそも無理だ。常日頃から全員が勝とうという意識を持つことが大事だ。そうして初めてファンにも楽しんでもらえるプレイができるのだ」

近鉄 10-44 サントリー   近鉄 10-44 サントリー
サントリーサンゴリアス
清宮監督(右)、佐々木キャプテン
清宮監督(右)、佐々木キャプテン


◎サントリーサンゴリアス
○清宮克幸監督
「会心のゲームだ。前半風下ながらリードして折り返し、後半10分で勝負を決めた。完勝に満足している」

○佐々木隆道キャプテン
「いいゲームだった。『80分間攻め続ける』が今年のテーマだが、78分以降に2トライを献上してしまった。その部分がこれからの課題だ」

──近鉄相手にこれほど差が開くとは戦前予想していたか。
○清宮監督
「実は、前半もう少しタイトになるのではないかと考えていた。要は、サントリーの出来が良かったということだろう」

──開幕戦引き分けでスタートしたシーズンだが、どのような点を修正したのか。
○清宮監督
「やるべきことは何も変えていない。計画通り順調に来ていると思う」

──前半最初のPGのチャンス、狙わずにタッチに出したのは、どうしてか。
○佐々木キャプテン
「今日のテーマは『攻めきる』ことだった。それで風下からPGを狙うよりは、タッチに出して、チーム全員に攻めることに意識を集中させたかった」

──最後の最後になって、2トライを許してしまった、その原因は何か。
○佐々木キャプテン
「点差が開いたために、個人個人が勝手なDFに走ってしまったし、切るべきタッチを切れないといったゲームマネージメントの甘さも出たためだと思う」

近鉄 10-44 サントリー   近鉄 10-44 サントリー

近鉄 10-44 サントリー   近鉄 10-44 サントリー


2009年9月28日

TOP-LEAGUE.JP

本サービスの全てのページは、著作権により保護されています。
本サービスに含まれている全ての著作物を、著作権者の事前の許可無しに複製、変更することは禁じられております。
2003 Copyright (財)日本ラグビーフットボール協会 All rights reserved.

TOP サイトマップ 関連リンク お問い合わせ