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第1節 9/19 近鉄花園ラグビー場 会見レポート
ワールド ファイティングブル 3-51 トヨタ自動車ヴェルブリッツ
◎ワールド ファイティングブル
○デス・キッサ‐ンヘッドコーチ
「非常にタフな1日でした、前半チャンスはいくつかあったがミスをくりかえし、気分が乗らずにリズムが崩れた。それがデフェンスの崩壊につながった。
後半は29点差に追いつこうといろんな事を試みたが、逆にそれがミスにつながりますますトヨタを有利にさせた。ゲームを通して70%はトヨタがボールを支配していた。それだけデフェンスし続けていると必ずミスをする。
トヨタはブレイクダウンが素晴らしく、そこからクイックボールが出てきた。そのボールに対してサポートがついてボールを効果的に動かしていた。
今日は最悪の1日だったが、ワールドは良いチームだと思っている。明日から次のクボタ戦に向かって出なおす」
○舛尾敬一郎キャプテン
「開幕で良いスタートを切るべく準備してのぞんだが自分たちのやってきたことがグランドで出せず完敗だった。
トヨタは2年前のワールドとの敗戦からトップリーグに入れず、そこからスタートしたと聞いているが、初戦にかける意気込みを感じた」
◎トヨタ自動車ヴェルブリッツ
○朽木英次監督
「2年前の敗戦でトップリーグに入れなかったところから、デフェンスをテーマにタックル力の向上に取り組んできたことが間違いではなかったと確信できた。しかしこれほどの点差は予想していなかった。昨日の3ゲームすべて僅差での勝負だったので、今日も競ったゲームになると思っていた。
しかしトップリーグのレベルはこんなものではないと思っている、精神力とデフェンス力が鍵を握るだろう、それがどれだけ通用するかはわからない。パス、コンタクトなどの練習も人一倍やってきたつもりだがまだまだ。
またこれから戦いぬいていくのにどのゲームに照準を合わせるかなど考える余裕などなく常にピークの気持ちで続けていきたい」
○菅原大志キャプテン
「トップリーグからもれた2年前から立てなおしてきて、今日のワールド戦でノートライ、ボーナス点獲得の勝利で、次につながるゲームが出来たと思う」
近鉄ライナーズ 17-35 クボタスピアーズ
◎近鉄ライナーズ
○岡本時和ヘッドコーチ
「試合前に課題は前半の10分だとの確認をしたが、相手陣に入って取どころでのミスがあり乗り切れなかった、前半のスコア0―22が物語っているように前半がすべてだった。
選手には日頃から『練習でやっていること以上は出せない』と春からやってきた事をいかに出せるか、一人一人のモチベーションをどれだけ上げてゲームにのぞめるかを求めている。今日はもう一歩でボーナス点獲得まで追いついたが勝負どころの集中力と我慢に欠け突き放されてしまった」
○佐藤幹夫キャプテン
「後半に12点差まで追いついたがミスや反則で乗り切れなくズルズルと離されてしまった」
◎クボタスピアーズ
○荻窪宏樹監督
「 この2年間シーズンの初戦は敗退していたのでこのゲームにかける気持は大変強かった。デフェンス面で精度を高め、そこからチャンスをつくる事を徹底した。後半は少しバタバタしてしまったが、ゲームを通して出来るように修正していく。
今年の目標はトップリーグ3位以内を確保し、マイクロソフトカップ、日本選手権と1戦1戦を大事に戦っていきたい」
○山口貴豊
「前半は攻め込んでいながらなかなかトライが取れずにいたが、シンビンで14人になってからチームが団結しトライを取ることが出来て流れに乗れた。この気持をこれからも持ち続けて次のゲームにのぞみたい」
2004年9月20日
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