ジャパンラグビー トップリーグ2009-2010開幕まで1週間あまりに迫った8月27日。今季から3チームに増えた、関西・東海地域所属の、トヨタ自動車ヴェルブリッツ、ホンダヒート、ヤマハ発動機ジュビロの監督、コーチ・主将が参加した、今シーズンのトップリーグメディア説明会が、愛知・瑞穂公園ラグビー場で開かれました。
昨季の不本意な成績からの躍進、そして新しいチャレンジに向け、各チームから強い意欲が伝わってきます。
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左からトヨタの麻田主将・石井監督、ホンダの木村主将・シェラットHC、ヤマハの山村主将・浜村アシスタントコーチ
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愛知県ラグビーフットボール協会 理事長
高岡義伸
「東海地域では、ここ瑞穂公園ラグビー場を始め、ヤマハスタジアム、鈴鹿など今季8試合が予定されています。今季、東海所属3チームには上位を目指していただき、あきらめず、最後まで感動できる試合をやってほしいと思います。そして、我々もラグビーの魅力をもう一度、発信していけるように努力してまいります」
ジャパンラグビー トップリーグ COO
稲垣純一
「2019年ワールドカップ開催までは、長いようで短い道のりです。
トップリーグを通して、そして東海地区のチーム、ファンの方々には大会成功に向けた原動力になっていただきたいと考えています。
今季の東海地域開催試合では、エコカーDAYとして、トヨタ自動車対ホンダの試合ではハイブリッド車の展示を予定するなど、各チーム企業の特色も生かしながら、試合と試合外でも楽しめるような企画をご用意して、皆様をお待ちしています」
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9月5日(土)の開幕戦東海ダービー、トヨタ麻田主将・ヤマハ山村主将
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●トヨタ自動車ヴェルブリッツ監督
石井龍司
「基本プレーを中心に、ラグビーの本質に関わるところを鍛えてきました。グラウンドで行う試合で、盛り上げられる準備ができました。開幕でのヤマハ戦、その後のホンダ戦と、最初の1,2節が東海ダービーとなるので、しっかり戦い、トップリーグを盛り上げていきたいと思います」
主将
麻田一平
「昨年は8位と反省の残るシーズンでした。監督・コーチ・選手としっかり話し合い今季の準備をしてきました。開幕を瑞穂で迎えられるのは非常に嬉しいです。シーズンでは全勝したいと思っていますが、勝ちを意識しすぎず、ラグビーを楽しみ、練習の成果をしっかり出していきたいと思います」
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ハイブリッド対決? トヨタ麻田主将・ホンダ木村主将(第2節、9月12日(土))
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●ホンダヒート ヘッドコーチ
ジョン・シェラット
「初めてのトップリーグで非常にエキサイティングです。全ての試合に勝ちに行くつもりです。春夏は基本プレーを鍛え、確実にチーム力は伸びてきています。リコーとの開幕戦はとても楽しみです。いい試合をして、トップリーグに残留したいと思います」
主将
木村允彦
「今年から舞台をトップリーグに移すことになり、選手一人ひとりのモチベーションが上がっている。試合数が違うので層を厚くして、どのメンバーでもいい試合ができるように準備し、春夏のいい結果を残すことができた。開幕戦のリコーに勝ち、次戦のトヨタともいい試合をしたい」
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ヤマハ発動機ジュビロとホンダヒートも第4節、9月26日(土)に対戦
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●ヤマハ発動機ジュビロ アシスタントコーチ
浜村裕之
「今シーズンのスローガンでもある40Strong、選手スタッフ一丸となってチーム作りを進めてきました。コリジョン(接点)のプレーを見直し、春からこだわって取り組んできました。初戦のトヨタ戦でどのようなパフォーマンスができるか。勝っていいシーズンを迎えたい。東海地区のラグビーを盛り上げられるよう、いい試合をしていきたいと思います」
主将
山村亮
「昨季は7位で悔しい思いをした。今季はプレーオフに出場し、優勝・日本一を目指したいと思います。トヨタとは東海ダービーとして、東海地区を盛り上げられるよういい試合をし、1点でも多くとって勝利したいと思います」