TOP LEAGUETOP LEAGUE OFFICIAL SITE
TOP > ニュース > 9節 マッチ&会見リポート(サントリー 55-26 福岡サニックス) TOP LEAGUE LOGO
CONTENTS
ニュース
試合予定/結果
順位
成績
表彰
チームプロフィール
選手プロフィール
トップリーグについて
会場地図
チケット情報
ニュース
9節 マッチ&会見リポート(サントリー 55-26 福岡サニックス)

昨年最後の試合(第8節)に敗れて年を越したチーム同士の対戦は、サントリーサンゴリアスが圧倒的優位なスクラムを足場にサニックスをFWで圧倒、9トライを奪って新春1勝目を上げた。

秩父宮でのトップリーグ観戦は今、目だけではなく耳でも楽しめる。上田昭夫さんの軽妙な解説でお馴染みの場内ミニFM局があるからだ。上田さんは試合前、サントリーが篠塚をLOへ、大久保(直)をFLへ、平をWTBへとこれまでの試合からポジションを変えていることや、HOに坂田、SHに成田、そしてNO8に高野を先発させていること、サニックスでは日本代表SO小野が先発出場していることなど注目ポイントを上げ、ボールボーイが都立東高校の皆さんであることも紹介する。試合中には、サントリーがスクラムから認定トライ(前半14分)を奪うと、ルールや「今のはなぜ認定か?」といったレフリングについて補足。サントリーCTBニコラスのオフロードパスにWTB平が走り込んでの突破、SO野村のゴロキックをニコラスがインゴールで押えたトライなど好プレー、好判断を称える一方で、リードを広げてからのサントリーのミスには「余裕出し過ぎだよー」と容赦ない。また観客席のファンからメールで寄せられる「どうしたらフェアキャッチ?」という質問や「東スタンドは日が当たって暖かいですよ」というような情報を取り上げ、さらに他会場の情報もレポート。この日は花園の準決勝。目の前で戦っているサントリーCTB山下主将、途中出場のNO8高谷それぞれの母校、桐蔭学園と長崎北陽台の試合経過なども伝えられた。

そうしている間に秩父宮の試合は大差となっていたが、後半30分、サニックスSOヴァレンスが敵ゴール前でディフェンスに囲まれながらも「抜群のボディバランス」(上田さん)で抜け出しトライ。サニックスも後半に粘りを見せて最終的には4トライを上げ、前節を終えて10位の身にとっても貴重な勝ち点1を獲得した。(米田太郎)

サントリー 55-26 福岡サニックス   サントリー 55-26 福岡サニックス
強力スクラムで余裕をもってNo.8が仕掛ける 小野澤(11番)のステップに翻弄

福岡サニックスブルース

藤井監督(右)、古賀キャプテン
藤井監督(右)、古賀キャプテン

サントリーサンゴリアス 55-26 福岡サニックスブルース(1月5日)

◎福岡サニックスブルース
○藤井雄一郎監督

「年の初めということもあって、練習をかなりやりすぎたということと、気負いすぎて反則が多かったのが反省です。選手は迫力を出してよくやってくれました。1ポイントを取れたのは大きかったです」

――どんな準備を?
「スクラムはやられると思っていましたが、全般にセットから良くないのでもう少し工夫したいと思います」

○古賀龍二キャプテン
「ペナルティなど、自分たちのミスから流れが大きく変わった部分があったと思います。次は修正したいと思います」

――カードを3枚切られたが。
「流れの中のことで、はっきり近くで見ているわけではないので、仕方がなかったと思いますが。選手もわざとやっているわけではないですし。もちろんコントロールするようにはしました。しかし14人の時間が3回あるのはやはり厳しいですね。後ろへ行けば外へ、外へ行けば裏へ蹴られて。修正して、今後つなげて行きたいと思います」


サントリー 55-26 福岡サニックス   サントリー 55-26 福岡サニックス
モールからのバックスへのSHパス ゴール前マイボールのサントリースクラム

サントリーサンゴリアス

清宮監督(右)、山下キャプテン
清宮監督(右)、山下キャプテン

◎サントリーサンゴリアス
○清宮克幸監督

「あけましておめでとうございます。2008年、年が変わってサントリーが今シーズン、大きく飛躍する初戦と意気込んで臨んだ試合です。最初の4トライまで、FWでこだわるゲームプランでした。35歳の坂田が久しぶりのスターティングの責任を果たしてくれました。得点を取ったケースを見ると、FWがしっかりアドバンテージを取っています。ある程度、やりたい試合ができたかと思います。もちろん、相手にボーナスポイントを与えた反省点もありますが、2008年の幕開けとしては、まあまあ良い勝ち方だったと思います」
「狙った通りではないが、得点は取れました。まだ、課題は山積みですが、FWの有利さをいかに使っていくか、そこを攻めて点が取れたので50点くらいの出来ではと思います。ただ、うまくは攻めていません。まだまだ、伸びしろがあります。まあ、しかし、今日のスクラムは素晴らしかったのでは。長谷川、中村の両コーチの鼻が高いと思います」

○山下大悟キャプテン
「僕はBKなので、これからFWだけでは優勝できないと思っています。バランスがまだまだ発展途上です。13番以降の外の選手から見ると、もう少しFWとBKのバランスを良くして、効果的にゲイン切れるアタックをやらないと。今日はFWのおかげで勝てた試合でした」

――BKはどういう意識で?
「FWが優位に立って出たマイボール、確実にゲインを切ろうとやりました。前半はターゲットを近場に置いたけれど、うまく攻められなかったです。そこら辺を、もう少し精度を上げていかないといけません」
サントリー 55-26 福岡サニックス   サントリー 55-26 福岡サニックス
小野晃征のタッチキック サントリーボールのラインアウト



2008年1月5日

TOP-LEAGUE.JP

本サービスの全てのページは、著作権により保護されています。
本サービスに含まれている全ての著作物を、著作権者の事前の許可無しに複製、変更することは禁じられております。
2003 Copyright (財)日本ラグビーフットボール協会 All rights reserved.

TOP サイトマップ 関連リンク お問い合わせ