神戸製鋼としては、先週に続いてトップリーグ初参戦の対戦相手。その三菱に対して前半は、神戸が11分、15分と立て続けにトライ、流れは一方的に神戸かと思われたが、三菱は、19分に相手ゴール前中央のモールを押し込み、トライを返す。しかし、28分には神戸がさらに1トライをあげ19-7で後半へ。
後半は、開始早々に神戸がゴール前中央のモールを押し込みトライ。その後も4トライを重ね、神戸が54-7で勝負を決めた。三菱は相手シンビンなど何度かチャンスがあったものの自らのミスで生かすことができず、競ったゲームをすることができなかった。
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C:2007, JRFU(Photo by A. HASEGAWA)
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相良監督(左)、児玉キャプテン
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神戸製鋼コベルコスティーラーズ 54-7 三菱重工相模原ダイナボアーズ(11月10日)
◎三菱重工相模原ダイナボアーズ
○相良監督
「このような大差になり悔しい。トヨタ戦で、ゲームマネジメントをしっかりすればある程度は戦えるという感触を持った。今日は、チャンスはあったが自分たちのミスで潰してしまった。もう少し競ったゲームができたと思う」
○児玉キャプテン
「悔しい負け。これをバネに早くトップリーグで勝利をつかみたい」
――前半は互角。後半に点差が開いたのは。
○相良監督
「後半の立ち上がりに切るところは切ってコントロールしていくべきところができない。また相手FWがシンビンで1人少ない状況で取れなくて、段々と流れが悪くなっていった」
――トップとの力の差は?
○相良監督
「相手の早いディフェンスでプレッシャーを受けたときのブレイクダウンのボールキープ力、これからは4トライでのクロスゲームでポイントを稼ぐ戦いをしていきたい」
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平尾総監督(左)、後藤キャプテン
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◎神戸製鋼コベルコスティーラーズ
○平尾総監督
「前半もたついた感はあったが、先週の思わぬ苦戦で少し慎重になりすぎた。中盤からフレッシュなメンバーが積極的に頑張ってくれた」
○後藤キャプテン
「全体としてこういう点差だが、まだまだ細かい点で目に見えていないミスが多い。これをしっかり改善していく必要がある」
――細かいミスとは?
○後藤キャプテン
「ハンドリング、タックルなど目に見えるミス以外に、その場にいないこと、判断ミスなどが多くあった」
――今日の新しいメンバーについて。
○平尾総監督
「しっかりプレーしている。もともと春はゲームに出ていたメンバーだし、土台ができ上がっていると感じている」
○後藤キャプテン
「毎週のコンテストで競り合った上でメンバーを決めているので不安はなかった。むしろ期待のほうが大きかった」
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