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2節 マッチ&会見リポート(ヤマハ 19-23 NEC)

好天に恵まれ、11月にしては汗ばむような陽気の中、名古屋 瑞穂での開幕ゲームの第1試合が始まった。開始よりFWの出足の良いNECグリーンロケッツに対してタックル等ディフェンスの悪いヤマハ発動機ジュビロ。3分過ぎモール主体で攻めるNECがゴール前で10番ヤコが縦をついてトライ。ゴールも成功し0-7とリード。10分には押され気味の中、やはり10番ヤコがパスをインターセプトし60m独走トライ。20分には、やはりヤコがモールより正面DGを決め0-17とリードを広げる。ヤマハは、再三のチャンスをノッコンで潰し、攻めあぐむ中、24分過ぎに相手キックをチャージしインゴールで押さえ1トライを返した。NECは、その後もヤコの効果的なキックで陣地を進め、モール主体の攻めで相手反則を誘い、2PGを追加し5-23とリードする。ヤマハは、得点機のPGを外し、ゴール前に攻めてもノッコンでチャンスを逸し、得点を伸ばせないままハーフタイムとなった。

後半、開始早々よりヤマハがFW、BK一体となりリズム良く攻めるもNECの一歩前に出る勢いのあるディフェンスを崩せず得点があげられなかった。その中、15分過ぎNECのディフェンス網をヤマハ8番が突破し中央にトライし、12-23と追い上げる。その後20分間NECのFWがモール主体で圧力をかけ、ゴール前で攻め続けるが出足の戻ったヤマハよりトライを奪えず。逆にヤマハは相手ゴール前で攻め続け、終了間際に1トライ1ゴールを返し、19-23でノーサイドとなった。ヤマハは、後半も得点機のPGを外し、スコアを伸ばせなかったのが痛かった。(大久保 誠)
ヤマハ発動機ジュビロ 19-23 NECグリーンロケッツ

ヤマハ発動機ジュビロ

堀川監督(右)、久保主将
堀川監督(右)、久保主将

ヤマハ発動機ジュビロ 19-23 NECグリーンロケッツ(11月3日)

◎ヤマハ発動機ジュビロ
○堀川監督

「すばらしい環境の中、たくさん来ていただいたファンにありがとうとお礼を言いたい。前半セットピース、ブレークダウンで負け、点を取られた。セットが安定しないのでヤマハのアタッキングラグビーができない。後半は、自分たちのラグビーができたがNECのFWに時間をうまく使われた。今日のゲームで学んだことは多い」

○久保主将
「まずは多くのサポーターに感謝したい。前半の入りでNECに上回られた。後半は挽回できたが、ゲームマネージメントは相手が上。でも勝ち点1は大きい。今後のゲームに生かしたい」


ヤマハ発動機ジュビロ 19-23 NECグリーンロケッツ

NECグリーンロケッツ

◎NECグリーンロケッツ
○細谷監督

「前半は我々のプラン通りにFWがラッシュし、一人一人の責任も果たせた。後半は守りきるが、1トライ取られ反省している。チームとして向上していく上で反省点が見つかり良かった。
前の試合でラインアウトのセットミス、ブレークダウンからのキープがたんぱくだったのが、中5日で修正できた前半は良かった。後半、暑さからか足が止まり前半のように機能できなかった。後半、連続攻撃を許し、ターンオーバーされ得点された」

○浅野主将
「前半と後半でまったく違うチーム。前半はエリアマネージメントを含めとても良かった。後半は、悪いとこだらけ。ゴール前にこだわったが得点できなかった。1試合80分間続けられるように頑張りたい」



2007年11月4日

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