5月16日、トップリーグ来季のシーズンスケジュールが発表になりました。会見に出席したのは稲垣純一 COO(最高執行責任者)、そして昨シーズン決勝を争った東芝ブレイブルーパスの瀬川監督、サントリーサンゴリアスの清宮監督。両チームは10月26日(金)、ナイトゲーム(秩父宮)での開幕カードとして、再び対戦します。
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左から稲垣純一 COO(最高執行責任者)、東芝ブレイブルーパスの瀬川監督、サントリーサンゴリアスの清宮監督 |
◎稲垣純一 COO
今シーズンのトップリーグは、91試合64会場+プレーオフ3会場での試合となります。昨年度の観客動員数295,979人の記録を35万人にするために、ラグビーファンの皆様が楽しみにしていただけるようなカーディングを考えました。
特に注目して頂きたいのは開幕戦カード。昨年の23000人を集めた優勝決定を、ナイター開幕で実施。他にも開幕戦に相応しいカードとなっていると思います。
過去4シーズンにおいては全勝チームが出ていません。今シーズンもチーム・選手が白熱した好ゲームを見せてくれることを期待し、またトップリーグとしてはその環境づくりを進めていきたいと考えています。
◎東芝ブレイブルーパス・瀬川監督
東芝ブレイブルーパスは、4月6日に今シーズンの活動をスタートさせ「Keep on moving」というスローガンを決めました。今年度の目標は「連覇」という東芝しか使えない目標を掲げ今シーズンを戦います。
最初の目標となるサントリーとの開幕戦では、改修される秩父宮でのナイターゲームということで、非常に楽しみにしている。昨年、秩父宮の決勝戦で23000人を越えるファンに集まってもらい、最後の最後まで結果が判らない試合内容は、選手も私も大変感動し、また観戦してくれたファンの方からも同じように声をかけてもらいました。この開幕戦でも是非23000人を越えるようなゲームにしたいと思っています。
◎サントリーサンゴリアス・清宮監督
今季トップリーグが大きく変われるのではないかと期待しています。トップリーグが検討を開始したとされるタイムキーパー制やビデオレフリーは、今後日本のラグビーにはなくてはならないものであり、大きな前進であると思います。
今季はラグビーワールドカップが開催される年であり、ラグビーが大変盛り上がると思います。そこで国内がいかに盛り上げられるかが大事であり、この東芝との開幕戦が23000人を越えることが出来るように、発信していきたい。
金曜日の試合開催はずっと望んできたことです。この秩父宮ラグビー場の立地条件を活かすためにはナイター施設が大変有効であり、いろいろな手が考えられます。
サントリーサンゴリアスのターゲットは勝つことです。ただ勝つだけでなく、勝つべくして勝つチームとして臨んでいきたい。昨日、その所信表明をキックオフミーティングとしてチームに伝えたところです。