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「トップチャレンジシリーズ」の仕組みと結果

ジャパンラグビー トップリーグ2006-2007は、13節にわたるリーグ戦を終え、1月28日からはプレーオフトーナメント「マイクロソフトカップ」に突入し、チャンピオンを決します。プレーオフ進出は、東芝ブレイブルーパス、サントリーサンゴリアス、ヤマハ発動機ジュビロ、トヨタ自動車ヴェルブリッツの4チーム。ディフェンディング・チャンピオンである東芝ブレーブスが王者の座を守るか、今シーズン目覚ましいパフォーマンスをみせたサントリーサンゴリアスがどう挑むかなど、見所いっぱいです。

入替戦は2月12日に行われる
その一方、もうひとつの、逆プレーオフともいえる熾烈な争いが行われます。それがトップリーグ「入替戦」です。

トップリーグ14チームのうち、13位のセコムラガッツ、14位のワールドファイティングブルは自動降格が決まっていますが、11位のリコーブラックラムズ、12位の日本IBMビッグブルーの2チームが、2月12日に行われる入替戦に出場し、下位リーグからの挑戦を受けます。そしてその下位リーグからチャレンジするチームを決するのが、「トップチャレンジシリーズ」であり、1月14日からリーグ戦が行われています。

入替戦に向けて行われるのが「トップチャレンジシリーズ」
トップリーグの下には、関東・関西・九州の各地域にトップイースト11、トップウエストAリーグ、トップキュウシュウAリーグがそれぞれ組織されており、リーグ戦が行われました。これら3リーグの各上位2チーム、計6チームには、トップリーグへの自動昇格、もしくはトップリーグ11位・12位チームとの入替戦にチャレンジする権利があり、その6チームがリーグ戦で昇格・入替戦の権利を争うのが「トップチャレンジシリーズ」です。

トップイースト11、トップウエストA、トップキュウシュウAの各1位チームで争われるのが「トップチャレンジ1」で、それぞれの1位チームとは、三菱重工相模原、近鉄ライナーズ、九州電力です。
それぞれの2位チームである東京ガス、ホンダヒート、マツダは「トップチャレンジ2」でリーグ戦を行います。

つまりチャレンジ1と2で、総合1〜6位が決します。「トップチャレンジ1」でトップチャレンジ総合1〜3位を、「トップチャレンジ2」で総合4〜6位を決定するのです。
その結果、総合1位・2位(トップチャレンジ1の1位・2位)はトップリーグへの自動昇格となります。
そして総合3位・4位(トップチャレンジ1の3位・トップチャレンジ2の1位)が、トップリーグチームとの入替戦に臨みます。

トップチャレンジの試合記録、メンバーなどはこちらでご覧いただけます。

「トップチャレンジ1」
九州電力 近鉄ライナーズ 三菱重工相模原 勝点 順位
九州電力 -
41-21

49-12
10 1
近鉄ライナーズ
21-41
-
31-32
2 3
三菱重工相模原
12-49

32-31
- 5 2

「トップチャレンジ2」
マツダ ホンダヒート 東京ガス 勝点 順位
マツダ -
10-74

12-78
0 6
ホンダヒート
74-10
-
54-34
10 4
東京ガス
78-12

34-54
- 6 5

トップチャレンジからトップリーグへの自動昇格
「トップチャレンジ1」
1位(トップチャレンジ総合1位)
2位(トップチャレンジ総合2位)

トップリーグ入替え戦
トップリーグ11位
リコーブラックラムズ
vs
トップチャレンジ総合4位
トップチャレンジ2 1位チーム
トップリーグ12位
日本IBMビッグブルー
vs
トップチャレンジ総合3位
トップチャレンジ1 3位チーム

〔順位決定〕
1.
地域1位グループ3チーム・地域2位グループ3チームのよる各総当り戦を行う。
2.
順位の決め方→勝ち点制を採用し対戦試合終了時点で、勝ち点の多い順に順位を決定する。
(ジャパンラグビートップリーグに準じる)
(1)
各試合の勝ち点、勝ち4点・引き分け2点・負け0点とする。
(2)
また、ボーナス点として以下の勝ち点を与える。
(3)
負けても7点差以内ならば、勝ち点1点を与える。
(4)
勝敗に関係なく、4トライ以上獲得したチームに、勝ち点1点を与える。
(5)
全試合終了時点で勝ち点が同じ場合、次の各号の順位により順位を決定する。
a.
リーグ戦全試合の得失点差の多いチームから上位とする。
b.
当該チーム同士の試合で、勝ち点多いチームを上位とする。
c.
当該チーム同士の得失点差の多いチームから上位とする。
d.
リーグ戦全試合の総トライ数が多いチームを上位とする。
e.
リーグ戦全試合のトライ後のゴール数が多いチームを上位とする。
f.
当該チームで抽選を実施
3.
ノンコンテストスクラムが選択された場合、競技規則第3条第13項(e)によって続行される。


2007年1月27日

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