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8節 マッチ&会見リポート(リコー 14-50 東芝)

寒風吹き、冷え込んできた12/2秩父宮の2試合目は、マクラウドや立川らが復帰した東芝が、香港(W杯予選)から戻ったばかりの大野(途中出場)や伊藤を休ませながらも、50−14とリコーに完勝した。
リコーのキックオフがダイレクトタッチとなった後のセンタースクラムから東芝最初のトライが生まれた。この日伊藤の代わりに入ったSH吉田がマクラウドとのサインプレーでゴール前まで迫った後のラックから左オープン。最後はWTB廣瀬が左隅にトライ(久々に先発したベテラン島崎が難しい位置からG成功)。7分にはLOバツベイがモールから持ち出してトライと“圧勝の予感”。
ところがHO猪口のラインアウトスローが安定せず、またノックオンなどのエラーも重なり、思うような展開ができず、前半は19点止まり。対するリコーは24分、ラインアウトのこぼれ球をキャッチしたSO武川がキックダミーとステップで2人を抜き去る見事なトライ(G成功)を上げるなど12点差で折り返し、風上に回る後半に望みを繋いだ。

しかし後半は、19分日本代表LO大野とHO塚越が入りラインアウトも万全となった東芝が、FL渡邉の幅広い活躍などもあって次第にペースを取り戻していった。結局5トライを追加してリコーを突き放し、ボーナスポイント、得失点差ともにしっかり稼いでリーグ後半戦を始動した。(米田太郎)
リコーブラックラムズ

佐藤監督(右)、伊藤キャプテン
佐藤監督(右)、伊藤キャプテン

リコーブラックラムズ 14-50 東芝ブレイブルーパス(12月2日)

◎リコーブラックラムズ
○佐藤寿晃監督

「1ヶ月を経て、その間、クボタさん、IBMさんと1本目半の試合をやって勝ってきました。オフェンス力が上がってきたかと思っていましたが、つまらないハンドリングミスなどがあり、勝ってきたプレーが出せず、自分の中でもクエスチョンです。東芝さんは前半戦とはまったく違うチームになっていました。東芝さんは立ってプレーするチームですが、前半戦ではバツベイ君は相変わらずでしたが、バックスが立ってキープする部分では、やや陰りが見えていたと思いました。しかし、今日は、マクラウドにミドルレンジで縦に出られると止めるのが難しかった。やはり2年連続王者のチームだと思いました。うちはまだ、成長途上のチームです。この反省を生かして成長していきたいと思います」

○伊藤鐘史キャプテン
「FW戦で後手に回ったことが敗因です。プレッシャーの中で、前半のプレーが80分続けられず、BKラインに良い球を供給できず、BKを守りにくくさせてしまいました。もっとFWが前に出て、BKに楽にプレーさせるよう修正したいと思います。前半戦ではなかなか勝てはしませんでしたが、昨年と比べてスクラムが安定したとか、モールのプッシュとかスペックとして進歩が見られました。次の試合に向けてミスを少なくしたいと感じました」


東芝ブレイブルーパス

薫田監督(右)、富岡キャプテン
薫田監督(右)、冨岡キャプテン


◎東芝ブレイブルーパス
○薫田真広監督

「後半戦、最初の試合という点で、特にディフェンスを修正してきました。東芝らしさを出すために、グラウンドを広く使ったラグビーをしようとやってきましたが、前半はゲーム勘がなく、縦に出ず、外へ外へと行ってしまいました。そのため、ボールが動かなかったと思います。後半修正できましたが、リコーさんは背が高い選手が多いので、ラインアウトよりスクラムを選択する意識でやりました。
やっとベストメンバーに迫ってきましたので、後半戦は、楽しみは楽しみです。まだ、ディフェンスで面が崩れて寄り過ぎの感がありますし、ゲームのデザインとして前半はバランスが崩れていましたので、もっとボールを動かすセオリーを22人が理解してゲームできるようにしたいと思います。ジャパン組でいうと、大野選手はW杯予選後、発熱して鹿児島合宿への合流が遅れたので今日はリザーブ、バツベイは体調が良いというので使いました。予選ではスコア以上に選手はいろいろなプレッシャーを感じていたようです。まあ、ジャパン組云々でなく、東芝として一番良い選手を使っていきます」

○冨岡鉄平キャプテン
「1ヶ月間で組織的なディフェンスをしっかりやってきました。組織的なアタック、ゲームデザインもやってきましたが、それらを今日は随所に出すことができました。まだ、アタック、ディフェンスとも満足できるレベルではありませんが、22人がこの1ヶ月の練習を理解していると感じました。この良いイメージを大切にしながら、1戦1戦戦ってレベルアップしていきたいと思います。(まだ、足りないところは)リコーさんのディフェンスが速かったら、アウトインでぶつけていくべきだったし、その辺がゲーム勘が鈍っているところですので、修正していきたいと思います」



2006年12月3日

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