三ツ沢では今シーズン唯一のトップリーグ戦。好天にもめぐまれ3000人を上回るファンが、NECグリーンロケッツ対クボタスピラーズ、トヨタ自動車ブエルブリッツ対セコムラガッツ戦を観戦した。
試合に先立ちセコムラガッツの現役、コーチ陣により横浜市内近郊のラグビースクール生約200名に「セコムラグビークリニック」が開催され1年生から中学生までの生徒がトップリーグの選手たちの指導をうけた。
第一試合はスタンドオフ伊藤の正確なPKで6点を先取したクボタが終始主導権をにぎったゲーム展開。NECも得意のモールからの攻撃で4本のトライを奪うも、ナンバー8ケフの起点からの攻撃に15番マクイナリの5トライで46対28とクボタの完勝、後期の台風の目になるか。
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高岩監督(右)、浅野キャプテン
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NECグリーンロケッツ 28-46 クボタスピアーズ(10月22日)
◎NECグリーンロケッツ
○高岩映善監督 「夏からの課題であった接点での戦いに負けたのが最大の原因。ケフとマクイナリをマークしてはいたが2人以外のプレーヤーにも受身に立ってしまった。後期にむけて1ヶ月あるので原点に戻り立て直す」
○浅野良太キャプテン 「シーズン初戦に負け優勝を狙うには負けられない試合だったのに、応援してくれている方々やゲームに出られなかった仲間に申し訳なく思う。
ラインアウトの乱れなど、接点での戦いに負けた。もっと接点での戦いにこだわりを持つべきだった」
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山神監督(右)、鈴木キャプテン
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◎クボタスピアーズ
○山神孝志監督
「東芝に惜敗してきただけに勝ちたかった。選手がベストゲームで前半節を締めくくってくれた。
一つ一つのフェーズでケフ、マクイナリ以外の選手が力強さを発揮しサポートしバックスリーでトライを取るパターンができた。強いチームと戦ってきたので、後半節はもっと良いゲームをして勝ち越したい」
○鈴木力キャプテン
「絶対負けられないゲームに勝て、サポートしてくれた方々、メンバーに感謝したい。ハーフタイムでブレークダウンへのこだわり、反則をしないことを申し合わせ、できたと思う。前半節は勝てないゲームが多かったが後半節は全勝を目指したい」
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