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「ジャパンラグビー トップリーグ プレスカンファレンス」再現リポート2
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リポート3
キャプテンが語る
プレスカンファレンスも中盤にさしかかると、全14チームのキャプテンが壇上に登場。それぞれチームスローガンとともに、意気込みを語りました。
東芝ブレイブルーパス
冨岡鉄平キャプテン
今シーズンの東芝のチームスローガンは「Once Again to the Pinnacle」です。昨シーズンの結果に慢心することなく、原点に帰り、足下を見直していきます。
三洋電機ワイルドナイツ
榎本淳平キャプテン
チームスローガンは特にありません。観客の皆さんが楽しめるラグビーをしていきたいと思います。
NECグリーンロケッツ
浅野良太キャプテン
今シーズンのテーマは「WE CAN CHANGE」。トップリーグでまだ優勝をしていないので、優勝が目標です。選手全員が、足りなかった部分をプラスに伸ばそうと、いい意味で変わっていこうということです。
トヨタ自動車ヴェルブリッツ
麻田一平キャプテン
チームスローガンは「克己(こっき)」です。一戦一戦ひたむきにトヨタらしく戦っていきます。
神戸製鋼コベルコスティーラーズ
松原裕司キャプテン
チームスローガンは「打倒・東芝」「神戸らしく」です。頑張りますのでよろしくお願いします。
サントリーサンゴリアス
山下大悟キャプテン
今シーズンのスローガンは「ALIVE(アライブ)」。これまでの3年間、なにが足りなかったかというと、粘り強さ、相手に絶対負けない気持ちだと。相手よりも一歩前へ、ディフェンスでは一歩もひかない、そういう強い気持ちがこめられています。
ヤマハ発動機ジュビロ
木曽一キャプテン
今年のスローガンは「LINE PRIDE」です。ラグビーにおけるゲインラインを攻守ともに強く意識しようというものです。そしてチームの絆という意味もこめています。
クボタスピアーズ
鈴木力キャプテン
チームスローガンは「FIGHT ON!〜戦い続ける〜」です。昨年は上位チームに最後に逆転される試合が多かったので、今年は最後まで戦い続けていくことをテーマに、チーム一丸となって頑張ります。
ワールド ファイティングブル
中山浩司キャプテン
チームスローガンは「Communication & Support」です。チャンスがあれば、どんどんトライをとりにいくラグビーをし、上位進出を目指して頑張ります。
セコムラガッツ
小池善行キャプテン
今シーズンのスローガンは「SEIZE THE DAY」です。これは1日1日、自分たちの手でつかみ、そしてチーム全員でゲームをつかむ、という意味がこめられています。よろしくお願いします。
リコーブラックラムズ
伊藤鐘史キャプテン
今シーズンのチームスローガンは「Tafu」です。本来のスペルとはちがい、Tはチーム、aはアグレッション(攻撃的)、fはフェイス(信頼)、uはユニティ(結束)を表しています。
福岡サニックスブルース
古賀龍二キャプテン
チームスローガンは「Keep on running!」。文字通り、一所懸命走り続ける、そして去年の悔しい気持ちを打破するという意気込みも表しています。
コカ・コーラウエストレッドスパークス
山口智史キャプテン
スローガンは「Always Attack & Aggressive!」です。アタックもディフェンスも常に前に出続ける、かつ激しくいこうというものです。
日本IBMビッグブルー
伊藤太進バイスキャプテン
今年のうちのスローガンは「Reach Higher」です。我々の目標は日本一です。その目標目指して、チーム一丸となって頑張ります。
監督・ヘッドコーチの意気込みは
その後、監督・ヘッドコーチがずらりとステージに並び、トークセッション。それぞれにチームの特色を語っていただきました。短時間ながらも、チームカラーをにじませるようなトークに会場は沸きました。サントリーサンゴリアスの清宮監督からは、事実上の優勝宣言も。
コカ・コーラウエストレッドスパークス
向井昭吾監督
「うちのチームは小さいので、ディフェンスを強化しています。ディフェンスをし続けて、そのなかでボールを確保してトライを奪います。それと、最後まで諦めずに戦うのが特徴です」
リコーブラックラムズ
佐藤寿晃監督
「ブリッツ・ディフェンスは封印して、オーソドックスにいきます。注目してほしいのは外国人ではロバートソン選手。元オールブラックス代表という実績もあり、日本人の手本になるプレーをしてくれます。コンタクトの状況で、いろいろなオプションがありますね。スイッチが入ったときの激しさ、カードをもらわない程度の激しさに期待しています」
左からリコーブラックラムズの佐藤寿晃監督、コカ・コーラウエストレッドスパークスの向井昭吾監督
日本IBMビッグブルー
大西一平ヘッドコーチ
「(去年、トップリーグをどう観ていたかと問われ)落ちたという悔しさもあって、極力観ないようにしていました。
さして特別なことはしないです。以前にこの場で、特別なことをしそうな気配を出して、結果(トップリーグから)落ちたことが一番特別なことだったので(笑)。
福岡サニックスブルース
藤井雄一郎監督
「去年はひとつも勝てなかったので、今年はぜひ、まず1勝したい。走り続けることにこだわって練習してきているので、走り負けないことで、ぜひ勝ちたい。そして勝つことで九州ラグビーを盛り上げていきたいと思います」
左から、日本IBMビッグブルーの大西一平ヘッドコーチ、福岡サニックスブルースの藤井雄一郎監督
ワールド ファイティングブル
ピーター・グリッグ ヘッドコーチ
「チームが安定した力を出すことが大切。去年、いいディフェンスラインができていたので、それをキープしつつ、お客さんのためにもトライを量産できるチームにしていきたい。コカ・コーラと同様に体格には恵まれていないので、ボールを生かし続けてコンタクトを避けるラグビーを目指しています」
ヤマハ発動機ジュビロ
堀川隆延監督
「(去年、観客動員が最も多かったことについて)磐田という地域性か、非常に熱い応援をいただいています。敗戦のときに、選手といっしょに涙を流しながら、旗を振り続けてくれるようなファンがたくさんいるところです。
今シーズンはディフェンスをベースに、ブレイクダウンを中心にゲームを進めたい」
神戸製鋼コベルコスティーラーズ
増保輝則監督
「(神戸らしさ)とは、やはり歴史のあるチームですし、先輩たちが積み上げてきたよさを失わないことが大切だと思っています。常にボールが動き続けるラグビー。それを練習で積み上げて、試合で表現できるように努力しています」
左から、神戸製鋼コベルコスティーラーズの増保輝則監督、ヤマハ発動機ジュビロの堀川隆延監督、ワールド ファイティングブルのピーター・グリッグ ヘッドコーチ
セコムラガッツ
ウェイン・ラブ ヘッドコーチ
「トップリーグのビデオはよく観てきました。トップリーグはニュージーランドのNPCの2部リーグのレベルにあり、非常に高いレベルにあると考えています。やや継続性が不足している印象はありますが。セコムラガッツでは、選手全員が参加できるような展開ラグビーを目指します」
クボタスピアーズ
山神孝志監督
「クボタはフォワードが重いチームで、これまでもオーストラリアのスタイルを志向してきました。そうしたなか、足の速いバックスも増えて得点力が上がってきた一方、失点も増えてきている。No.8のトータイ・ケフを中心に、フォワード・バックス一体となったラグビーをしていきたい。注目してほしい選手は、日本人ではウイングの小堀選手、外国人ではケフ選手、ダミアン・マクイナリ選手ですね」
サントリーサンゴリアス
清宮克幸監督
「(チームの特色についてきかれ)それはさておき、(甲子園での高校野球で)いま早稲田実業が優勝しました。奇跡を現実にしてきた彼らの姿が、スタンドに足を運ばせたし、関心を呼んだ。同じスポーツマンとして、あれだ、と思いましたよ。不可能を可能にするパワー、前年6位で終わったチームが、1年で優勝する。そういう姿をみせることが、お客さんをスタンドに呼ぶことになると思うし、話題を提供することになると思います」
左から、セコムラガッツのウェイン・ラブ ヘッドコーチ、クボタスピアーズの山神孝志監督、サントリーサンゴリアスの清宮克幸監督
トヨタ自動車ヴェルブリッツ
朽木英次監督
「昨年、トップリーグの得点王となった廣瀬がいるように、得点力得はありました。しかし失点も多かった。ですから得点力を維持しながら、ディフェンス力をいかに高めるか、春からそのことを中心にやってきました」
三洋電機ワイルドナイツ
宮本勝文監督
「去年は、とにかくボールを動かすことを心がけました。早いうちにチームをつくったので(シーズンの)前半から走れたのですが、なかなか応用がきかなかった。今年はオプションを増やしていきたいです。キープレーヤーは、まず昨年けがで出られなかったセンターの霜村です。あとはウイングの三宅です」
左から、トヨタ自動車ヴェルブリッツの朽木英次監督、三洋電機ワイルドナイツの宮本勝文監督
NECグリーンロケッツ
高岩映善監督
「やはりディフェンスのNECは、ディフェンスのNECで、昨年は(1試合あたりの)平均失点が12だったので、今年は10点台を目標にしていきたいと思っています。またトップリーグ優勝が目標なので、ディフェンスに加えて、攻撃力もつけていきます。あえて注目選手をあげると、辻・藤戸のふたりのハーフバックです」
東芝ブレイブルーパス
薫田真広監督
「けが人が多くて、チームがつくれていないのが現状ですが、昨年以上に、スタンディングラグビーというものを進めていきたいと考えています。スタンドオフが複数抜けましたので、新しくスタンドオフに誰が入るのか、注目してほしい」
左から、東芝ブレイブルーパスの薫田真広監督、NECグリーンロケッツの高岩映善監督
2006年8月24日
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