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福岡サニックスブルース、藤井監督(左)と古賀ゲームキャプテン
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◎福岡サニックスブルース ○藤井雄一郎監督
「近鉄さんは全力でぶつかってくるだろうと覚悟はしていた。我々のチームは約1ヶ月試合から離れており、不安はあった。前半をイーブンで終えて、後半立ち上がりの10分がカギだと思っていた。その通りのゲーム展開ができて勝利を得ることができた。満足しています」
――戦術面での指導は?
○藤井監督
「特に後半、点差がつくまでは徹底してキックで前進を図り、陣地を進める。近鉄さんのディフェンスも良かったので、ラック周辺では、ディフェンスのもうひとつ外側をつけ! と指示した。それにより、かなりゲインラインも切れたと思う」
――トップリーグ終了後の指導、次のシーズンに向けての課題は。
○藤井監督
「1ヶ月の間、練習試合を2試合行っていい結果も出していた。今日の入替戦を『トップリーグ開幕第一戦』と思って戦え! といっていたし、選手自身もそのことを自覚して高いモチベーションで戦ってくれた。この一年間、トップリーグで苦しい試合の連続であった。すべての面において下部リーグとは違う。私達スタッフも含めて、選手たちは肌で感じてきたはずだ。この一年の戦績は決して無駄にはなっていない。力はついてきている。来季に向けて、フィットネス・コンタクト・個々の判断力をレベルアップさせたい。それとゲームコントロールできるリーダーを育成することが急務だ。コカ・コーラWJさんの昇格は刺激になります。九州ダービーが楽しみですよ」
○古賀龍二ゲームキャプテン
「とにかく、二年前トップリーグ最終戦で、近鉄と対戦し苦渋を味わった(42-45で、下部リーグへの印籠を渡されたのが近鉄だった)。リベンジに燃えており、その雪辱戦を制してホッとしている」
――前半イーブンで、後半戦に入る修正コメントは?
○古賀ゲームキャプテン
「監督にもいわれていたが、前半キックで前進! というのが徹底されなかった。後半は徹底してFWを前に出した。とにかく相手よりも走りまくれ! の精神でした」
――試合が途絶えた不安はなかったか。来シーズンに向けた課題は?
○古賀ゲームキャプテン
「一ヶ月間トップリーグに残留するんだというモチベーションを持ち続けてきた。自信はあった。ワンプレイ、ワンプレイに対する状況判断を的確に行うこと。我々チームは一年間トップリーグでもまれてきた、その肌で感ずる自信はあったように思う」
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