|
|
東芝府中ブレイブルーパスの薫田監督(右)、冨岡キャプテン
|
|
|
MVPのスコット・マクラウド選手
|
|
◎東芝府中ブレイブルーパス ○薫田真広監督
「まず、今日のゲームに関しては最初の10分、20分が勝負だと思いましたが、キャプテンも風上をとってくれて選手も良く理解してゲームに入ってくれました。ミスが多少あって、サントリーさんのミスにも助けられ、この結果となりましたが、タイトルを獲ってくれた選手を誇りに思います。次は2試合、後はもう一つのタイトルを獲るだけです。
サントリーさんはここのところ6勝1敗で勢いがあり、いかに早い時間にサントリーさんにスコアするかが大切なテーマでしたが、15人がよく理解してくれました。いかにリズムを取るかでした。
(松田選手は)非常に経験のあるプレーをしてくれました。彼らしいパフォーマンスで、最後まで我慢して見て抑えるディフェンスなど経験が生きたと思います。最後に足がつったが二重丸です。
苦手な2週間(の空き)ですが、まず少し2,3日休んでタイトルに向けて準備したいと思います。トヨタさんは1ヶ月、試合があるかないかのところで準備してきていると思います。今日初めてトヨタさんと決まったので、またしっかりと準備したいと思います。
(早稲田は来ないと?)まあ、トップリーグのチームに勝って貰いたいという気持ちです(笑)。もう一つは昨シーズン、トヨタさんに負けた試合はリスクマネージメントできていなかったというのがあります。冨岡に、負けた後、もう一年やるかと聞いて、あの負けからのスタートという気持ちもあります。去年、ほとんど東芝はリードされることがなかったのに、あの試合は、30分もリードされ、いかにリズムを呼び戻すか、広瀬という良いキッカーが居て、フィールドポジションを取られたときどうするかなど、あの試合で学んだことは大きかったと思います」
○冨岡鉄平キャプテン
「序盤に試合を決めるという気で試合に臨みました。選手たちはまったく驕ることなく、自分たちを客観的に見て、今シーズン最高の準備でこの試合を迎えることができました。大変良いチームになったと思います。東芝は少ないチャンスをいかに生かすかという気持ちでしたが、前半、ことごとくチャンスをトライに結びつけることができ、しっかり試合できました。これだけトップリーグのレベルが上がっているなか、再び2冠を獲ることができて自信にもなりました。去年はモチベーションが下がりましたが、ここ、最後の日本選手権を獲っていきたいと思います。
正直、試合をしていて、今日はマイクロソフトカップのなかで一番ディフェンスが厳しい試合でした。サントリーさんが、一番気迫のあるアタックを仕掛けてきましたので、ミスを最小限に抑えてディフェンスは非常に良くやったと思います。
(マクラウド選手のMVPは)日本でプレーしているセンターのなかで一番のプレーヤーだと思います。今のオールブラックスのなかでも、遜色はないと思います。アタック、キック、ステップ、ラン、どれをとっても世界クラスの選手です。サントリーさんの両センターも良い選手ですが、それをものともしないディフェンス、アタックをしてくれました。うちの大黒柱です」
○MVPに輝いたスコット・マクラウド選手
「本日、勝てたことはとてもハッピーです。このトーナメントを勝てて東芝の新しいフォームを示すことができたと思います。MVPにはとても驚きました。この3試合はとてもタフな試合でしたが、すべて乗り越えて、その上MVPまでいただけたのには驚きの一言です。自分としては試合ごとにうまくなって来ていて、練習でもよく頑張っているトモキ(吉田選手)がMVPかなと思います。日本選手権でもプランどおり15人で戦いたいと思います」
|