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12節 会見リポート(サントリー 47-5 ワールド)

サントリー 47-5 ワールド   サントリー 47-5 ワールド   サントリー 47-5 ワールド  

ワールド ファイティングブル
ワールド ファイティングブルのキッサーン ヘッドコーチ(右)、舛尾キャプテン
ワールド ファイティングブルのキッサーン ヘッドコーチ(右)、舛尾キャプテン


◎ワールド ファイティングブル
○デス・キッサーン ヘッドコーチ

「非常に残念です。サントリーさんにプレッシャーを長くかけ続けることができましたし、選手たちはやれと言ったことはやってくれましたので、文句のつけようはありません。サントリーは大変セットピースが強かったと思います。最後の20分はチャンスでした。ボーナスポイント獲得を目指しましたが、かないませんでした。マイクロソフトカップには出られませんが、このチームは決して弱くありません。選手を誇りに思っています。入れ替え戦に向けての修正点は特にありません。いかに集中していくかです。もう一度フォーカスしてやるべきことをやっていくだけです。私たちは良いチームであり、トップリーグに居る価値のあるチームだと思います」

○舛尾敬一郎キャプテン
「前半、トライがすぐ取れて、良いスタートを切れたと思いました。しかし、だんだん1対1でのミスが重なって、後半はゲインラインを切られて後手後手に回りました。自分たちがやってきたトップリーグのディフェンスを崩されてしまいました。僕以外の選手は良くやったと思いますが、最後の試合がこんな結果となってしまい残念ですし、恥ずかしいです。これで、入れ替え戦出場となりましたが、次に向けて選手のモチベーションを上げたいと思います。
今日の試合はもちろん勝つことが大事でしたが、ボーナスポイントを1ポイント取れればマイクロソフトカップに出られるというところで、それを目指してやってきたのが最初のトライにつながったと思います。しかし、次々とトライされると、結局キックオフで失敗するなどミスが続いて、どんどん自分たちの首を絞めてしまいました。後半はほとんど敵陣に入れなかったですし。1対1でちゃんと地面に倒せなかったし、人が揃っても決まりを守りきれずに、飛び出る選手がいたり、どんどんフェイズを重ねてくるサントリーさんの攻撃に、無駄に激しく行ってしまったと反省しています」


サントリー 47-5 ワールド   サントリー 47-5 ワールド   サントリー 47-5 ワールド  

サントリーサンゴリアス

サントリーサンゴリアスの永友監督(右)、田中キャプテン
サントリーサンゴリアスの永友監督(右)、田中キャプテン


◎サントリーサンゴリアス
○永友監督

「ワールドさんに非常に感謝したいと思います。今日は理想的な形でトライが何本かとれましたが、タイト5が地味なところで良い仕事をしてくれたことに尽きると思います。しかし、トップ4に近づくにはさらに精度を上げていかなくてはいけないと感じています。東芝さんに完敗といってよいほど、やられましたので、選手がどれだけ攻められるかが課題でした。このゲームはワールドさんもマイクロソフトに向けて大事な一戦であり、モチベーションの面では厳しいと思っていました。戦術云々より気持ちの問題が大きかったと思います。そのことを選手がよく理解してよくやってくれたと思います。
この1週間、特別なことはしませんでしたが、精度を上げることを選手が良くやってくれました。選手に感謝したいと思います。ブレイクダウンのところのコンテストを今年はレフリーが長く見ていますので、運動量やどれだけ前に1m出られるかが大事です。今日、外で止められたというのは、常日頃からいってきていることで、それを忠実にFWのタイト5がやってくれて、その分、田中もさばけたと思います。(マイクロソフトカップに向けての特別な練習内容は)それは言えません(笑)」

○田中キャプテン
「勝っても負けてもマイクロソフトカップには出場できるという立場でしたが、今日勝てなければマイクロソフトカップでも勝てないと思い、やってきました。ワールドさんも1ポイントでも獲得目指してくるという試合で、それを乗り越えることができたと思います。ワールドさんのディフェンスは広がってきて内側にディフェンスがいない分、どんな形でもよいからゲインラインを切ろうと思いました。ディフェンスのタイプ、システムがそれぞれのチームで違いますので、それに試合のなかで対応できるチームが強いと思います。逆に東芝のときは対応できませんでしたので。
(マイクロソフトカップでは)8チーム全部にチャンスがあると思います。どこと当たろうが、できれば東芝さんとやって勝って優勝したいです。
(仮に1回戦でも)1回戦でもいいです」



2006年1月9日

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