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◎セコムラガッツ ○加藤尋久ヘッドコーチ
「最終戦なので持てる力を出し切りたかった。負けはしたが、要所要所でセコムらしい戦いができました。ただ、ミスは多く課題ある試合だった。入れ替え戦へは万全な状態で臨みたい。今シーズンを振り返ると、決定力不足であった2年前には4トライを取れず涙をのんだケースがあったことを思うと、得点奪取能力が向上したと感じる。しかし、勝てる試合を落とすこともあり勝ち方をまだまだ知らないのだと痛感した。今日も後半、先に点を取ろうとハーフタイムに話したが、攻められノッコンをしトライを取られてしまった。これが無ければ優位に進められたはずです。
1年目のTop Leagueと比べて2年目が空いたセコムとしては点差がもっとあいてもおかしくないシーズンだったところ、体のサイズやコンタクトの差さえ上がればもっと僅差のいいゲームができるはずです。各チームともそんなに差があるとは思えません」
○小池善行主将 「チーム全員でラガッツらしいゲームをと臨んだのですが、反省しなければならない箇所があった。それらを修正し来シーズン、またチャレンジしたい。三洋はディフェンスがしっかりしている印象を受けた。まったく力が及ばないといったイメージはなかった」
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再三、相手陣に詰め寄るセコム
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ドロップキックからの再開
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三洋電機ワイルドナイツの宮本監督(左)、榎本キャプテン
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◎三洋電機ワイルドナイツ
○宮本勝文監督
「今日の試合は連敗後、2週間あいてマイクロソフトカップ前の大事な試合であった。2トライとってリードしたが、ミスして不満の残る試合だった。2位を確保するための試合だったが、今のままではダメ。修正していきたい。ミスの言葉の中には反則もあるが、その反則からのターンオーバーなどもあり意識の問題だと感じる。また、失点の多さにも不満は残る。30点差ではあるが30対0の場合と違うのである。まずはミスをしないことを心掛けたい。9勝2敗であったのだが、シーズンを通してベストな状態を保つ難しさ経験した。しかし、昨年のことを考えると今シーズンは80点をあげられる。これからは(マイクロソフトカップ、日本選手権と)トーナメントとなるわけですが、トライを4つとるボーナスを気にすることなくとにかく1点差でも勝ちにいくことを考えます」
○榎本淳平キャプテン
「点は開いたが、内容は悪かった。最初の2本は良かったが、あとは個人技。しっかり修正してマイクロソフトカップへ臨みたい。接点での反則はぎりぎりのところなので仕方ない面もあったかと思うが、他の反則は考え直さねばならない。失点の多さは今のチーム状態を物語っていると考えます。修正していきたい。シーズンを通して力をつけなければならないが、監督同様、昨年より進化したので70〜80点を与えたい」
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自陣風上から執拗に攻め立てる
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自陣から攻め最後はキャプテンがトライ
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