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9節 会見リポート(ワールド 33-10 リコー)

リコーブラックラムズのレーン ヘッドコーチ(右)、伊藤キャプテン
リコーブラックラムズのレーン ヘッドコーチ(右)、伊藤キャプテン

◎リコーブラックラムズ
○ティム・レーン ヘッドコーチ

「前半はミスタックルが多すぎた。金澤選手のオーバーなリアクションによりイエローが出たことは前半の重要な展開となった。後半はハートを見せてくれて良いゲームになったのではないかと思っている」

○伊藤鐘史キャプテン
「『我々は今9位であり、(トップリーグの)後半戦の始まったこのゲームはウエイトが高いので、気持ちを出して戦おう』と試合前に意思統一をしました。リコーはディフェンスをすることによってテンポや自分たちのリズムを作ることのできるチームなのに、前半のディフェンスは、どこかを見てしまって前に出られないディフェンスをしてしまった。そこをワールドに攻められて、リズムを崩していった。リコーは選手が若くなっている。後半、ベテランの松田選手に入れ替わったことにより、チームにエンジンが掛かっていくのではいけない。キャプテンの私からも若い選手にもっと声を出すようにすれば、良いゲームになったと思う。若い選手が声を出していかないとリコーは大きくなれないと思っています」

――前半20分ボールが取れなかった理由は。
○伊藤キャプテン
「攻め込まれたときにガマンすれば良いのに、つい手を出してしまったこと。簡単なミス。アタックのパターンにこだわってしまって、仕掛けていないこと。ラインを切っていくアングルとか、もっとスピードがないとだめだと思う」

――ヤマハ戦ではすばらしいパフォーマンスを見せたが、持続できないのはなぜか。
○レーン ヘッドコーチ
「セコム戦で44個のディフェンスミスがあったように、ディフェンスが問題だと思っている。リコーの中で100%の力を出している選手もいるが、まだサポートに行く選手が足りないと思っている」



ワールド ファイティングブルのキッサーン ヘッドコーチ(右)、舛尾キャプテン
ワールド ファイティングブルのキッサーン ヘッドコーチ(右)、舛尾キャプテン


◎ワールド ファイティングブル
○デス・キッサーン ヘッドコーチ

「リコーはタフでフィジカルなチームと思っていたので、今日は勝ってて良かったと思っています。今日の試合、ディフェンスも良かったし、33点を取れたことは、最後の3試合を戦っていく上でチームに自信がついた戦いでした」

○舛尾敬一郎キャプテン
「残りのゲームを戦っていく上で、先週のサニックス戦と今日のリコー戦は大切なゲームと思っていたので勝ってて良かったが、最後、ボーナス点を取ることができなかったことは残念に思っています。この自信を次の三洋戦や神鋼戦につなげたいと思っています」

――6番馬渕、8番田中選手の今日の評価は。
○キッサーン ヘッドコーチ
「2人のプレーのスタイルは違っています。馬渕選手はスタメンとして初めてでした。思うところに絡んでフィジカルな選手です。田中選手はオープンフィールドがうまい選手です。バックローは非常にバランスが取れていると思います」

――ボーナス点が取れなかった原因は。
○キッサーン ヘッドコーチ
「リコーは最後の20分思い切ってやってきました。3トライをとれたことでも喜ばしいことだと思わなければいけないと思っています」



2005年12月13日

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