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10節 会見リポート(NEC 55-0 福岡サニックス)

福岡サニックスブルース
福岡サニックスブルースの藤井監督(左)、乾キャプテン
福岡サニックスブルースの藤井監督(左)、乾キャプテン

◎福岡サニックスブルース
○藤井雄一郎監督

「NECの強いディフェンスでゴールを割ることができなくて、この点差になった。次のセコム、クボタ戦を全力でプライドを賭けて戦いたいと思います」

○乾武志キャプテン
「いつも同じ課題ですが、ゴール前の接点での弱さによりボールを取ることができない。トライを取れなくては試合にならない。今日の課題を生かして次の試合につなげたいと思います」

――NECのディフェンスの強さはどういうところですか。
○藤井監督
「オーバーラップも作れなかった。ボールに対する集散スピードを遅らされ早い展開ができなかった。モールに対するアタックやディフェンスの精度や強さが我々と違うところだと思います」



NECグリーンロケッツ
NECグリーンロケッツの高岩ヘッドコーチ(右)、浅野キャプテン
NECグリーンロケッツの高岩ヘッドコーチ(右)、浅野キャプテン


◎NECグリーンロケッツ
○高岩映善ヘッドコーチ

「今日のターゲットは、『基本プレーの精度を高めてNECのラグビーをやろう』ということでした。少し雑な面があって完璧ではないが、ノートライ、ノー失点の目標が達成できたことは良かった。あと2つビッグゲームがあるので、アタックもディフェンスも精度を上げてNECのラグビーを完成させたい」

○浅野良太キャプテン
「ディフェンスを前面に押し出すことで、サニックスをゼロ点に押さえることを目標に掲げていたので、これができたことは今日の収穫です。アタックに関しては、フォワードを起点としたトライも取れたので、ある程度意図したことができたと思う。残り2試合、トヨタ、東芝と続くのでもう一度チームを引き締めて戦っていきたいと思います」

――サニックスをゼロに押さえることができた要因は。
○浅野キャプテン
「一人ひとりのディフェンス力、組織力がNECの持ち味です。ゲインされたとき、一人目がボールキャリアを倒すことができたことです」

――残りの2戦も、ディフェンスを大切にしていくのか。
○浅野キャプテン
「少ない失点で勝つことを目標にしているので、ディフェンスがひとつのキーになると思っています」


2005年12月17日

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