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8節 会見リポート(神戸製鋼 20-34 三洋電機)

神戸製鋼コベルコスティーラーズ、増保監督(右)と松原キャプテン
神戸製鋼コベルコスティーラーズ、増保監督(右)と松原キャプテン

◎神戸製鋼コベルコスティーラーズ
○増保輝則監督

「神鋼も頑張ってくれたが、前節と同じように大切なところでミスが重ねて出たことが、このような結果になった。後半の後半になってもしっかりしたプレーができる三洋は実力のあるすばらしいチームです。さすが全勝しているチームです。神鋼のミスを少なくするためにはもう少し時間がかかると思う。これからも試合が続く、修正してセコム戦を頑張りたい」

○松原裕司キャプテン
「悪いイメージのある試合ではなかった。前半も思うように攻撃ができた。後半の、三洋の点の取りどころに対する集中力にやられました。最後に、跳ね返すことができなかった。もう一度仕切りなおして頑張りたいと思います」

――後半神鋼の足が止まったが、スタミナか。
○松原キャプテン
「前半はタイトであったが、足が止まったというより、(プレーを)目で追ってしまったところがあります」
○増保監督
「カウンターに対する対応も練習してきました。前半は機能したが、後半はキャプテンがいうように目で追うことになった。FWのスタミナというより、戦い方の問題だと思う。フィールドポジションが取れない。もっとボールコントローラが前にでる指示を出さなければいけない。ノータッチになったキックも残念でした。後半ずっとディフェンスになった。もう少し敵陣で戦う時間が長ければ状況も変わっていたかもしれない」


ハーフタイム   ハーフタイム   ハーフタイム  

三洋電機ワイルドナイツ、宮本監督(右)と榎本キャプテン
三洋電機ワイルドナイツ、宮本監督(右)と榎本キャプテン


◎三洋電機ワイルドナイツ
○宮本勝文監督

「今日の結果は、選手が自分を忘れずに頑張った結果です。タフなゲームも予想通りで、神鋼はすごい出足でした。最後に競り勝ったかなという感じです」

○榎本淳平キャプテン
「神鋼のものすごいプレッシャーを、全選手が感じていた試合ではなかったかと思う。前に出ることに対して、前半は気持ちが受けていたところがあるかもしれない。後半に入って、いつもの三洋らしさが出て大きく展開するラグビーができ、この接戦をものにすることができた。自分としても、ひとつ上にいけたと思っています」

――最後のトライ、ボーナス点を意識してのプレーか。
○榎本キャプテン
「3本目のトライの直後、『ターンオーバーしたら一気に攻める』。フィールドの真ん中に集まったときに確認しておいたことです。

――大畑が持っていったとき、追い着いたのは榎本キャプテンでした。
○榎本キャプテン
「結構、追い着いたな〜と思いました(笑)」
○宮本監督
「あの場面、ハラハラドキドキでした。昔の三洋なら点を取られていたところです。大畑にタックルしたキャプテンもすごかったが、FWの寄りも良かった。ディフェンスが沸いてくる。ボールを取りに行った選手、前に出た選手。ターンオーバーできたことは、一人ひとりが教科書のような判断をしたからだと思います」

――トニーブラウンの復帰はいつか。
○宮本監督
「それは、言われへんで〜。秘密です(笑)」


2005年12月5日

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