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三洋電機ワイルドナイツ、宮本監督(右)と榎本キャプテン
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◎三洋電機ワイルドナイツ ○宮本勝文監督 「先週の東芝戦で一つの目標を達成し、モチベーションが難しい試合でしたが、選手は全力を尽くしてくれて、特に後半途中から徐々に自分たちのペースをつかんでくれました。前半は楽に取ろうとしていましたが、後半は組織だってプレーできました。
先週の東芝戦ではトニーを皆さん大絶賛してくださいましたが、我々としてはどちらかといえば彼のポテンシャルから考えれば出来の悪い試合だったと感じています。今日は彼の実力どおり、持ち味のディフェンスの力を発揮してくれ、キックも正確でした。彼ほどの選手になれば、僕が言わなくても分かっていて自分で修正してきますね。彼は偉ぶったところがなく、日本人プレーヤーを尊重して、榎本をキャプテンとして立てる選手です。我々はしょせん7位のチームですので、挑戦心なくては勝てません。1戦1戦、次の神戸戦を目標にしていくだけです。課題としては、東芝戦に比べ、序盤からグラウンドを広く使えなかったこと、後はフィットネスも上げていきたいですね。いろいろ修正していきたいですが、ここまで、選手には100点満点をあげたいですね」
○榎本淳平キャプテン 「受けたつもりはないのですが、東芝戦と違って、後半途中まで、動きが重かったです。トニーは、1年目よりコミュニケーションが取れるようになってきて、彼が落とし込んでくれたディフェンスシステムが機能してきました。トニーも三洋のスタイルに合わせてくれるし、僕らもなるべく通訳なしでコミュニケーションするよう心がけています。フィットは春から積み上げてきたものがあるので心配していませんが、ディフェンスはチームの改革の柱で、今日も一番苦しい時間帯に選手全体が理解してプレーしたことが良かったと思います。ここまで、自己採点では、まあ、できてきているものもあるし、半分くらいかな(笑)。ジャパンの合宿では、とにかくすごい選手の中でやるので、自分の持ち味を出してやっていきたいと思います」
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