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クーパー ヘッドコーチ(右)、浅野キャプテン
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■NECグリーンロケッツ
グレッグ・クーパー ヘッドコーチ
「すごい天候の中、選手は素晴らしいパフォーマンスをしてくれたと思います。前半、トライチャンスがありましたが、こういう天候で獲り切れない時間が続きました。しかし、セットピース、特にラインアウトが良く、徐々にアタックが機能しました。キックオプションも、キャリーオプションにも判断の良さが観られて、トライが獲れ、次につながる試合でした」
──森田選手を10番、田村選手を12番に据えているが?
「去年は、田村選手がマッチメイクで貢献してくれました。ただ、本人はスペースを見つけ、パスの能力もラインブレイクする力もあります。12番の動きに合っていると思いますし、もちろん10番でも良いプレーをしてくれると思います。森田選手は安定したスタンドオフで、キックの判断もしっかりできるし、成長を始めていることから、二人のコンビネーションとして起用しています」
浅野良太キャプテン
「トップリーグ最後の秩父宮の試合ということで、悪天候の中、多くのファンが駆けつけてくださいました。苦しいところで応援してくださって、選手として嬉しく思いましたし、ロケッツファンに勝利を届けられて良かったと思います。NEC10位、キヤノン11位で、本来望んでいた場面ではありませんでしたが、何としてもワイルドカードを決めることが必要と臨み、僕らの良いパフォーマンスが見せられたと思います。先週はヤマハさんに、前半だけで34点取られましたが、今日は0点に抑えることができ、ディフェンスは非常に向上していると思います。年明けは福岡ですが、僕たちの目標は日本選手権で日本一になることですので、このメンバーで臨めるよう頑張っていきたいと思います」
──この季節にチームが強くなるが?
「(苦笑)本来であれば、トップ4、プレーオフを目指していましたし、それにふさわしいチーム作りをしましたが、前半節は非常に苦しい試合が続きました。しかし、何も考えずに戦うという意味では、勝ちに貪欲になれる部分もあります。一人一人の欲が出てくることも大切です。勝つことによって若い選手に自信を与えられますし、こういうゲームを重ねていくことによって、個人へのプラス要素になりますので、サニックス戦でもこういう試合をしたいと思います」
──ラトゥ選手がチームに勢いを与えているが?
「去年までキャプテンで、信頼の篤い選手です。ボールを前へ運ぶ力に長けています。縦にゲインできる選手がいると、横の動きも生きてきますので、僕らに合ったFWの選手です」
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