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トヨタ自動車ヴェルブリッツ、朽木監督(右)と北川キャプテン
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◎トヨタ自動車ヴェルブリッツ
○朽木監督
「初戦に敗れて、2戦目のワールド戦も内容がよくなかった。トヨタのラグビーができていなかった。この間、選手の中からトヨタのラグビーを見つめ直すため、ミーティングや練習を重ねた。トヨタの目指すことは激しさであり、強さである。一人でもブレイクダウンで圧倒していくこと。今日はそれができた。プレーに対する意識としては、ボールの継続、ボールキャリーに対して早いサポートをして、すばやくボールを出す。今日は、そんなゲームの流れの中で、廣瀬がゲームをコントロールしていくことができた。また、80分間に渡りこの流れを保つことは、大変であり、暑さのせいと思うが、集中力に欠けるプレーが、後半に見られた。これを修正して次の神鋼戦に向けて準備を進めたい」
○北川キャプテン
「過去2つの試合は、コンタクトの時点でゲインができなかった。サポートを早くして前に出ることを意識してやってきた。これが今日は良い形でリズムもよくできた。廣瀬さんのテンポでできたと思う。しかし、ゴール前でミスがあったので、ゴール前に行ったら必ずトライを取って帰ってこられるように、修正をしていきたい」
――今日の試合は何点か。
○朽木監督
「70、80点はつけられる。ブレイクダウンのところの接点で10、30cmにこだわることにより、前進力が増す。1、2戦ではできなかったこの点について練習してきた」
――次の神鋼戦について。
○朽木監督
「神鋼と戦うという意識よりも、どれだけトヨタのラグビーに、こだわりを持ってプレーができるかが、試合に勝てる鍵だと思います。あと2週間で、これを再度徹底したい。その中で神鋼に対する戦い方も分かってくるでしょう。私の世代は神鋼を意識するけれども、北川キャプテンの世代はあまり意識していないのではないかと思います」
――今日の廣瀬選手の動きについては。
○朽木監督
「ボールが前に出ると廣瀬の動きもよくなる。廣瀬にゲームメイクをさせるためにも、フォワードの10、30cmの前進にこだわりたい」 |