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クーパー ヘッドコーチ(左)、浅野キャプテン
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■NECグリーンロケッツ
グレッグ・クーパー ヘッドコーチ
「今日の我々のプレーが喜ばしいものになったことは嬉しい。我々はディフェンスとともにアタックも機能した。前半の何度かのトライチャンスを逃したのは残念ではあるが、規律のある、試合全体を通したディフェンスは大変に良かった。ラックへの差し込みも含めて、ディフェンスからディフェンスへと規律ある試合運びは、試合全般的に見て、とても良い内容であった」
──4トライの奪取を含めてボーナスポイントも獲得できた試合ではあるが、「4トライ奪取のオフェンス」と「ノートライに抑えたディフェンス」のどちらを評価するか?
「ディフェンスだ。敬意を払える相手からトライを4つとれるアタックも嬉しいのだが、今日のディフェンスのプレスは良かった。少し前からディフェンスは少しずつ良くなった。キュウデン戦では相手に背中を見せてトライをとられたが、今日は背中を見せずにゴールラインを死守できた」
──今年から外国人選手の起用が3人から2人になった。ニリ・ラトウ選手についてはどう考えるのか?
「彼は強力なボールキャリアーであるし、ボールハンターでもある。前半は不用意なペナルティが多かった。ブレイクダウンや再開での反則が多かった。彼は献身的なプレイヤーでもあるし、規律の向上と熱心さをコントロールしたい」
──ニリ・ラトウ選手とキャメロン・マッキンタイヤー選手については、キャメロン選手復帰後はどう考えるのか?
「キャメロンの怪我により我々はとてもつらい時期を送った。キャメロンはしっかりとゲームをコントロールできる選手だ。今は森田と田村がしっかりとゲームをコントロールしている。キャメロンの復帰によってチームのオプションは増える。キャメロンは現在リハビリ中だ。今は森田が良いし、田村も成長している」
浅野良太キャプテン
「ホームで多くの方々に暖かい声援をいただいたことに大変感謝している。風の強い環境の中、いかにゲームをコントロールするかが、ポイントであった。前半は反則が多く、ゲームをコントロールできなかったが、前半のうちに逆転できたことは良かった。後半はエリア獲得、得点奪取も含めて全てが良かった」
──リーグ前半戦は残念な結果が多かったが、休止期間を経て、ディフェンス、アタック力とも向上したように感じる。どう修正したのか?
「1対1のタックルにフォーカスを当てて練習してきた。また同時にオフェンスはラインスピードを上げることを行った。今日のゲームに出ていたと思う。アタックは強いボールキャリーを目的にした。それが良かった」
──前半最初の田村のラインブレイクを生かせなかったことについては? 今まではトライをとれずにいるとディフェンスも悪くなるという悪循環であったが……。
「全体を通して練習ではストラクチュアを構築することとプラスして1対1のタックルを併行してフォーカスした。ゲームを通して80分間できていたと思う」
──前半攻めながらトライをとれずにリードされて嫌な感じはしなかったか?
「結果的には逆転した後、ペナルティゴールを2つ外してくれたことが大きかった。リードして前半を終えられたのは良かった」
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