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サントリーサンゴリアス、永友監督(右)と田中キャプテン
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◎サントリーサンゴリアス
○永友洋司監督
「我々がやってきたことを全くできなかったというのが率直な感想です。この雨というコンディションもありましたが、不用意なミス、考えられない反則で自分たちのペースに持っていけませんでした。どのくらい継続して攻められるかが我々の生命線ですが、どちらもペナルティが多くてゲームが切れてしまい、今後規律の面も正して行かねばなりません。ペナルティを得点に結びつけたのがサンヨーさんで、我々はできなかったという試合でした。
スクラムでの反則についてはスクラムリーダーがもっとレフリーとコミュニケーションをとるべきでした。確かに我々のほうがプレッシャーを受けていたというのは事実ですが。特にブレイクダウン近辺のタフさがサンヨーさんにはありました。また、NZカンタベリーのディフェンスを採用して非常に組織的な守りをし、やるべきことを選手が忠実に行っていると感じました。しかし、我々が積み上げてきたものは今日一日で崩れるわけではありません。幸い、これで終わりではないので今までやってきたことを信じてやっていくだけです。ありがたいことに今年のサントリーは強いといろいろ書かれていますが、うちはあまり強くないので、そんなに書かないでください(笑)」
○田中澄憲キャプテン
「非常にタフな試合でした。大事なところで反則などのミスが多く、春からやってきたディシプリン(規律)の面でも反省の多い試合でした。スクラムではこちらの3番が引いているとレフリーに受け取られたようで、試合中もっとコミュニケーションをとっていかねばなりません。ハイタックルについても試合前にレフリーからの注意がありました。今日は前半、テリトリーを取りに行きましたが、風下ということもあり、ゲインしてはミスするなど得点が取れなかったのが敗因です。チームの流れ、雰囲気を変えられなかったのが反省点です」
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