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6節 会見リポート(神戸 55-10 福岡サニックス)

福岡サニックスブルース、藤井監督(左)と古賀ゲームキャプテン
福岡サニックスブルース、藤井監督(左)と古賀ゲームキャプテン

◎福岡サニックスブルース
○藤井監督

「前半なんとかすがりついて後半に勝負したいと考えていたが不用意な反則から失点を重ねてしまった、自分たちのラグビーができなかった。
前回のゲームの反省から継続を心がけてきたがターンオーバーが多く、修正できなかったし大事なところでミスが出てしまった」

○古賀ゲームキャプテン
「今までのゲームは立ち上がりの10〜20分があまりよくなかったが、三洋戦あたりから本来のサニックスのラグビーができつつあった。しかしその後の課題である継続が神戸の早いディフェンスに阻まれた。こちらの気負いもあったがディフェンスからのセットが後手に回った」

――BKで何度か大きくゲインするシーンもあったがそのあたりの評価は?
○藤井監督
「外へ大きくボールを展開して何度かラインブレイクしたが若干ミスしてしまった」
○古賀ゲームキャプテン
「サニックスは一人ひとりの仕事量が少なかった。1回のプレーで終わっている。強いチームはブレイク後の仕事量が多いと感じた」

――これまでのサニックスは反則の少ないゲームをしていたが今日は多かった。どのあたりが原因か?
○藤井監督
「ブレイクダウンした後にボールに絡めずにゲインされるので下がりながらディフェンスしていく。そのためにオフサイドが多くなった、またディフェンスのセットも遅かった」



神戸製鋼コベルコスティーラーズ、増保監督(右)、松原キャプテン
神戸製鋼コベルコスティーラーズ、増保監督(右)、松原キャプテン


◎神戸製鋼コベルコスティーラーズ
○増保監督監督

「まず勝ち点5を獲得できたことを喜びたい、しかしながら個人の精度が悪く、ミスが多すぎるのでトライを取れるところで取れていない。前半はフラストレーションが溜まったがなんとか頑張ってくれた。サニックスは近場を攻めてくるのがわかっていただけに、もっと効率よく攻めれば楽なゲームになったと思う」

○松原キャプテン
「終始締まらないゲームだった。その辺が開幕から2つ落とした原因だと思う。もっと気持ちをコントロールして、NEC戦までの間にやるべきことを確認して万全で臨む」

――和製FWの意図は?
○増保監督
「サイズ的には小さいが、しっかりしたプレーができる。サニックスのFWを相手にまごついていると上では厳しいが心配はしていない、今日はよく頑張ってくれたと思う」

――3連勝でチーム力はアップしたか?
○増保監督
「チーム自体上向きで、選手もしっかりプレーしてくれるようになったが、どうも相手に合わす癖があり、そのため出来、不出来(の差)が大きい。まだ力が充分ついていない」


2005年10月24日

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