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5節 マッチサマリー(NEC 21-38 パナソニック)

NECグリーンロケッツ 21-38 パナソニック ワイルドナイツ
【week5/2012年10月5日(金)/東京・秩父宮ラグビー場】

パナソニック山田、トライ追加で単独首位

暑い最中から始まったトップリーグも1週間を空け第5節となりました。
試合は5位のパナソニック ワイルドナイツと7位のNECグリーンロケッツの対戦。
ネマニ・ナドロ対山田章仁のトライランキング1位対決とソニー ビル・ウィリアムズに注目が集まりました。

緑に映える芝の上に大きな拍手の中、両チームが入場。
キックオフ後のラックからターンオーバーするもパナソニックはノックオン、前半20分までパナソニックのノックオンは6回を数えました。
攻め込んでは互いにホールディングやオフサイドなどのペナルティーで途切れ、相手チームのボールになることが続きました。
また、キックでの応戦となりラインアウトの回数も多く感じられました。

最初のトライはパナソニック。NEC陣ゴール前 右中間でのスクラム、NECがタックルへいくものの外れ右中間でした。SHイーリ ニコラスの好判断が生んだものでしょう。
パナソニック32分のトライは NEC陣10m左中間ラックでSHイーリからのCTBソニー ビル・ウィリアムズがタックルされるもひるまず、更に襲い掛かられた二人の間をオフロードパスでFL西原忠佑へ渡したもの。
NECの最初の得点は パナソニック陣10m右でのオフサイドから得たペナルティーゴール。
ホーンが鳴り終わった後に蹴られた2度目のペナルティーゴールは入りませんでした。

しかし、後半早々2本のペナルティーゴール(オーバーザトップとハンドによるもの)で5点差まで縮めました。
トライ対決では、ソニービルの動きについていきチャンスを探していた連続トライを続けているWTB山田章仁が上乗せした。
NEC陣ゴール前10mと22mの間 中央ラックからSHが左へ走りソニービルとクロス、そのソニービルがタックルを受けながら右の後手で山田へパスを送り込んだもの。ゴールポスト左へトライ。
続いて22分のトライはNEC陣22m中央にパナソニックのスクラムを起点にフラットラインの中、アドバンテージを活かしラックを続け、ボールを拾い続け、少し左横に流れたFLバツベイシオネから縦に勢いよく走り込んだイーリにオフロードパスされたもの。
25分はNEC9櫻井朋宏から10田村優のキックをパナソニックのHO設楽哲也がチャージ。すっぽり胸に入ったボールをバツベイに渡し、山なりのパスでサム・ノートンナイトに送られたもの。回り込んでトライをした。

NECの最初のトライは後半27分になってから。キックオフからのパナソニック陣22m中央寄りの左中間ラックからリザーブより入替わったばかりのSH西田創が拾い上げ中央に持ち込んだものです。
終了間際にはNECのトライ。ニリ・ラトゥが突進、パナソニック陣ゴール前と22mの間中央まで前進した。そこから2対2の右へパスを受けた田村がインゴールへ蹴り込んで窪田幸一郎が押さえました。
反撃も残念ながら、NECは勝ち点を得ることが出来ませんでした。

会見ダイジェスト
NECグリーンロケッツ
クーパー ヘッドコーチ(右)、浅野キャプテン
クーパー ヘッドコーチ(右)、浅野キャプテン

■NECグリーンロケッツ
グレッグ・クーパー ヘッドコーチ

「やはり、強いパナソニックさん相手に勝つためには、ボールを使うアタックをしようと臨みました。前半、かなり多くのプレッシャーを受けました。ボールキープをしてアタックする熱心さが選手にはあったと思いますが、個人のエラーがチームにプレッシャーを与えることになりました。良いチーム相手に対しては、ミスを極力避けなくてはいけませんが、今日の試合はプレーの精度が問題でした」

──ナドロ選手にボールが回らなかったが?

「パナソニックさんのラッシュによるプレッシャーの下、後ろへ下がらざるを得ず、ボールを回せず孤立するプレーヤーが多かったと思います。それが、今日、学べたことです。キックパスでナドロ選手につなげる練習をしてきましたが、あまり今日はできませんでした。若い選手の理解が進めば、良くなってくると思います」

浅野良太キャプテン

「まず、最初に、今シーズン最後のナイター試合に多くの観客の皆様に足を運んでいただき、感謝します。多くの方の前で試合をすることは光栄ですし、来シーズン以降もこうしたナイターゲームができれば、チームとしても嬉しく思います。ゲームとしては、うちが辛抱する時間が長かったですが、NECボールになった時のアタックが継続できませんでした。ラインアウトのミスや個人のミスが敗因です。しかし、『最後までバトル』をターゲットに、その心構えは見せることができましたし、それは出ている選手の責任感によるものだと思います」

──ブレイクダウンで攻め込んでからボールを失うケースがあったが?

「おっしゃる通りで、チャンスはつくっていましたが、ラックでの反則があり、二人目、三人目の寄りと、相手より早くボールを出すプレーの精度に欠けていました。せっかく寄っていても、スペースから相手のジャッカルプレーヤーを排除できませんでした」

──スクラムは?

「やはり、我慢した後のマイボールスクラムでボールを失うなど、もっとクリーンに出せればと思います。スクラムにこだわりをもってやっていますが、今日は良いスクラムと悪いスクラムがあって、勝負どころのスクラムで出せず、FWの責任を感じています。必ず改善して見せます」

パナソニック ワイルドナイツ
中嶋監督(右)、霜村キャプテン
中嶋監督(右)、霜村キャプテン

■パナソニック ワイルドナイツ
中嶋則文監督

「お疲れ様でした。金曜ナイターということで、ファンの皆様が大勢駆けつけていただいて、その中で良い試合ができました。NECさんとともにトップ4に残るため、落とせない試合でした。東芝戦の反省から、エリアマネジメントで敵陣に入ってから得点しようというプラン通り、選手が80分体現してくれました。残り10分でペナルティが多く、2トライ獲られていますので、しっかり修正していきたいと思います」

──山田選手にとって、ソニー ビル・ウィリアムズ選手は?

「良い効果が出ていると思います。去年は11番のポジションに留まっていましたが、今年は常にチャンスを窺い、スペースを狙っていて、ソニーとの相乗効果が出ていると思います」

霜村誠一キャプテン

「お疲れ様です。僕らは4節が終わって、ゲームプランも個人も見つめ直し、2週間、良い時間を過ごせたと思います。内容は、残り10分から15分の自分たちのペナルティが課題です。意識の問題でしっかり修正してレベルの高いラグビーをやりたいと思います」

──ハーフタイムには?

「前半、まず、敵陣に居られる時間が多かったので、後半もしっかり敵陣へ入ろうと言いました。練習でやっていたことを、前半はすごく良くできていましたので、そのまま乗っていけるだろうと思って臨みました」

──ソニー ビル・ウィリアムズ選手と他の選手の連携がとれてきたが?

「一生懸命、ついていこうとしていますが、僕らが思っている以上にゲインしてくれるので、まだ、ちょっと遅れたりしています。ソニーが走ったら、横についていく意識があっても良いと思います」



2012年10月6日

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