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4節 マッチサマリー(NEC 42-13 NTTドコモ)

NECグリーンロケッツ 42-13 NTTドコモレッドハリケーンズ
【week4/2012年9月23日(日) at 山形・NDソフトスタジアム山形】

気温18度、冷たい雨が降るなかNECのキックオフでゲームが始まった。前半2分ドコモ陣内22m NECボールのラインアウトから10番田村がインゴールライン際に絶妙なキックパス、そのボールを11番ナドロがキャッチして先制のトライをあげる。ゴールも決まり7-0となる。
雨でボールがすべるためお互いキックの応酬が続く展開。
前半6分NTTドコモも反撃。ゴール前10mまで迫ったところでNECがオフサイドの反則を犯し、ペナルティゴールを決め7-3。その後もドコモの攻撃が続き、14分にゴール前5mのドコモラインアウトからモールを作り8番シオエリがトライをあげ7-8と逆転する。ゴールは失敗。

17分、NECは自陣22m内でのキック処理したボールを11番ナドロにつなぎ、80m独走のトライを挙げ再度逆転に成功する。ゴールも決まり14-8。27分にもドコモ陣内22m付近のNECボールのラインアウトから、NECがボールを獲得しFWでつなぎ最後は2番臼井がトライ。ゴールも決まり21-8と点差を広げた。前半ラスト5分は再びドコモが反撃に出てNECゴール前で攻め続けるも、最後痛恨のノットリリースザボールを犯してしまい、前半が終了する。

ハーフタイムではラガールデーとして3名の山形ラガールが登場して、女性限定の抽選会を行い会場を盛り上げた。賞品は両チームのレプリカジャージや山形の秋の味覚、ブドウの詰め合わせなどが贈られた。

雨が小降りになりドコモのキックオフで後半がスタート。そのキックオフのボールをNEC11番のナドロがキャッチしカウンターを仕掛け、13番ツイタヴァキ、15番窪田と繋ぎノーホイッスルトライを上げる。ゴールも成功し28-8となる。3分にもNECがハーフウェイラインから左に展開して、11番ナドロがトライを決める。ゴールも成功し35-8となる。
一方ドコモもFWの縦への連続攻撃でNEC陣インゴール付近まで迫るがなかなかトライを奪うことができない。そして、流れは再びNECに。25分にドコモがハーフウェイラインに蹴ったボールをBK4人で繋ぎ11番ナドロが本日4本目のトライを決める。ゴールも成功し42-8となる。

30分にドコモがNECゴール前まで迫り、NECボールのスクラムとなる。そのスクラムにプレッシャーをかけボールがこぼれたところを、3番北島が押さえトライを奪う。しかし、反撃もここまででノーサイドとなり、42-13でNECが勝利した。
マン・オブ・ザ・マッチは4本のトライを上げたネマニ・ナドロに贈られた。
最後に本日トップリーグ100試合出場を達成した浅野良太選手に奥様とお子さんから花束が贈られ、会場からも温かい拍手が送られた。(黒沼広)

NECグリーンロケッツのナドロ選手(右)
会見ダイジェスト
NTTドコモレッドハリケーンズ
高野へッドコーチ(左)、吉岡バイスキャプテン
高野へッドコーチ(左)、吉岡バイスキャプテン

■NTTドコモレッドハリケーンズ
高野一成へッドコーチ

「山形での試合、去年勝っている相手に勝つことで、今後のきっかけをつかんでいきたいと臨んだ試合でした。前半はディフェンスからチャンスをつかみ、ゴール前でモールからとったトライはよかったのですが、全体的にアタックでのミスが多かったように思います。後半も1本が取れなくて、思うようなゲームを行うことができませんでした。しかし、最後のアタックでリズムをつくれたのは、良かったと思います。今後は、どういう形でトライをとっていくのか、トライを取る形をチームでつくっていきたいと思います」

吉岡宏樹バイスキャプテン

「何としても勝ち点を取りたいと臨んだ試合でした。前半の最後、NECのゴール前で攻めたのですが、トライが取れなかった。それから、ゲームの前後半の始めにNECにトライを取られたことで、チームが波に乗れなかったように思います。今後、修正していきたいと思います」

ハーフタイム、3名の山形ラガールが登場して女性限定の抽選会
NECグリーンロケッツ
クーパー ヘッドコーチ(左)、浅野キャプテン
クーパー ヘッドコーチ(左)、浅野キャプテン

■NECグリーンロケッツ
グレッグ・クーパー ヘッドコーチ

「浅野選手の100試合出場達成ということで、大事な試合として臨んだ試合でした。すばらしいパフォーマンスを見せてくれた選手達に、敬意を表したいと思います。天候を考えると楽な状態ではありませんでしたが、チャンスをしっかりとものにできました。オプションの選択にミスがなかったことに、満足しています。相手からプレッシャーを受けた場面もありましたが、ディフェンスもよかったと思います。勝ち点5を取れたことに満足しています」

浅野良太キャプテン

「NECとして、山形で初めての試合を行うことができ、すばらしい環境を提供してくれた協会関係者に感謝します。トップリーグに所属するチームとして、日本中にラグビー熱を広める使命をもっていますので、天候は悪かったですが、無事ゲームを行うことができてよかったと思います。NECとしては、昨年のリベンジということで、いい準備をした上で、22名が責任をもって80分間のゲームに取り組めたと思います。今日のゲームを、次のゲームにつなげていきたいと思います」

──思い通りのゲームができたと思うが、あえて修正点をあげるとすれば?

クーパー ヘッドコーチ
「FWが強い相手に、しっかりスクラムを組めたことに満足しています。しかし、ラインアウトがうまくいかなかったことにより、アタックの回数が減り、エリアを取られることにつながってしまいました。ディフェンスをしっかりできたので守りきれたものの、相手にボールを与え過ぎていると感じています」

──オフ・ザ・ゲートの反則が多かったように思えたが?

クーパー ヘッドコーチ
「私達の規律が、しっかりしていないところがありました。セットが前過ぎたことで、ボールやエリアを失うことにつながってしまったように思います」

──開幕して2戦は、いい内容だったが負けてしまっていた。しかし、ここ2戦は勝っている。特に気をつけたことは?

クーパー ヘッドコーチ
「開幕戦の後半はよくなかったが、それ以外はいい内容のラグビーを行っていたので、特に違いはありません。いいラグビーができているので、そのラグビーを信じることで成長できたのだと思います。個人のミスも、最初に比べて減っています」

──100試合出場は大変なことです。感想を?

浅野キャプテン
「多くの方に支えられて、グラウンドに立つことができたのであり、一人の記録ではないと思っています。チームのみんな、スタッフ、家族、サポーターなどの皆さんに、感謝の気持ちでいっぱいです」

──次節のパナソニック戦はどう戦いますか?

浅野キャプテン
「春から積み上げたものを100%出して、戦うだけです。パナソニック戦だからといって、特に変えることはありません」

──山形ということで、どんな気持ちで試合に臨みましたか?

浅野キャプテン
「私自身山形に来るのは初めてだったので、とても楽しみにしていました。はじめに言った通り、地方にもラグビー熱を高めたい。2019年は、今の高校生達が主力になってくると思うので、今日の試合が高校生達のモチベーションを高めるきっかけになればと思っています」

リーグ戦100試合出場を達成した浅野選手(NEC)


2012年9月26日

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