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清宮監督(右)、笠原キャプテン
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■ヤマハ発動機ジュビロ
清宮克幸監督
「ホーム開幕ということで、いい準備ができた。
前半風下で相手に長く攻められたが、試合を通していい意思統一が見られた。後半はセットプレーで完全に制圧できていたので、安心して見ていられた。相手FWが何人もケガというか、グラウンドに横たわるシーンがあり、そういうところでも勝っていたと思う。
NTTも先週パナソニックを破ってきてるから、ボールを持つとヤマハが奪うことができないいいラグビーをしていた。最後のショット選択は、そういうところもあった。13試合終わったところでのボーナスポイントは微妙な差になってくる。今日あれが入っていればNTTは0ポイントだったので、少しギャンブルをしてショットを選択した。五郎丸が外して大変なことになるところでした。将来に渡ってライバルになると思うから、そういうこと(ショットを選択)をした」
笠原雄太キャプテン
「前半はNTTのプレッシャーを受けたが、後半になるにつれて相手の足が止まってきていたのを感じたし、これでいけると常にみんな言っていて、最後逆転できてこういう結果になったと思う」
──後半スクラムがよくなったと監督は言っていたが、実際内側で組んでいてよくなった点は?
笠原キャプテン
「レフリーとのタイミングが合わないと選手で話をしていたが、徐々に合ってきてタイミングが合うことによって後半はプレッシャーをかけることができた」
──相手がタイミングよく組むのを嫌がっていた感じは?
清宮監督
「前半からプレッシャーをかけていたけど、前半は相手も元気だった。前半は外国人2人入れてヤマハのスクラムに対抗してきた。100%で対抗しているので後半になればガタガタとケガ、そしてスタミナが無くなったりしてああいう差になった」
──去年は惜しい試合を落として順位を上げられなかったが、今年は開幕3試合でこうした試合2つ取って3連勝ということで、去年からの成長を感じられるところは?
清宮監督
「そうですね。今日はそんなにいい出来ではない。ミスも多かったし、前半もう少しミスがなければ攻められた。そういう意味では自分たちがいいパフォーマンスでないゲームでも勝ち点を取れているのは地力がついたのだろうと思う」
──マイボールラインアウトに関してはどんな感想を?
笠原キャプテン
「相手に取られた場面も多いので、しっかり修正して考えて組み立てていきたい」
──今日の試合は楽しかったか?
笠原キャプテン
「楽しかったです」
清宮監督
「自己採点すると何点くらい?」
笠原キャプテン
「78点くらいです」
──チーム初の3連勝でしたが?
清宮監督
「去年3戦目を出来の悪い試合をしてしまった。去年2クールも3クールも3試合目はよくなかったので、この課題をみんなで共有して、ヤマハは3連続だとパフォーマンスが落ちるんだという意識をみんなで持ってきて、これ以上できない色々なことをやってきた。それは練習時間や練習量、トリートメントを今日に向けて準備してきた。そういう準備の勝利だと思う」
──残り10試合もそういう気持ちで?
清宮監督
「1つずつです」
──前半で最大13点差あったがキャプテンとしてはどういう声かけをしたか?
笠原キャプテン
「自分たちがやってきた練習どおりに、ヤマハのラグビーをやろうと言い続けた」
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