東芝10トライの猛攻でNTTドコモに圧勝し、3連勝
前半、東芝のキックオフ。
20分までは東芝が何度かゴール前に攻め込みチャンスを作るが、NTTドコモのタックル、ターンオーバーに阻まれ、両チーム均衡状態が続いた。
均衡を破ったのが、前半23分、東芝が左ゴール前10mのラインアウトよりキャッチしたボールをモールでインゴールまで押し込み、No.7マイケル・リーチの先制トライ。
この後、東芝が28分同じくラインアウトからFWがサイドを攻めてのトライ、33分NTTドコモのBKオープン攻撃からのパスミスを引っ掛けてからのトライ。41分東芝がNTTドコモの連続攻撃をターンオーバーからの早い切り返しでのトライで前半を24-0とした。
後半に入ると、東芝は更にテンポを上げて、FW、BK一体となった攻撃、防御からの攻撃反転と、後半10分までに3トライを挙げた。
後半16分、NTTドコモは東芝の連続ペナルティより、左ゴール直前のラインアウトよりモールを押し込み、No.19千布がトライし、ようやく5点を返す。
東芝は、この後、FWのスクラム、バックスラインにてNTTドコモにプレッシャーを掛け続け、No.4望月の独走トライなどで追加3トライを奪取。
終了間際にNTTドコモはNo.12ロコツイ シュウペリがキックオフより40mライン際を走りきり2つ目のトライ(G成功)でノーサイド(64-12)。
NTTドコモはいくつかのチャンスの場面をミスで逸し、またそれを見逃さず反転に繋げる東芝の集中力が際立った試合だった。
東芝はこの日合計10トライを挙げ、勝点5を獲得、マン・オブ・ザ・マッチは、2トライを挙げた東芝No.6のスティーブン・ベイツが表彰された。
第4節以降のトップリーグ、この後も激しい攻防が予想される。(高野 敬一郎)
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