今季トップリーグ初昇格のキヤノンイーグルス、ホームで迎え撃つのは昨季1シーズントップリーグを経験したNTTドコモレッドハリケーンズ。NTTドコモのキックオフでゲームは始まる、両チームともキックを使っていかにエリアをマネジメントできるか?
序盤は手探り状態が続くが、ゲームが動いたのは18分、相手ゴール前に攻め込んだキヤノンはラックから9番福居武が持ち出し8番トマシ・ソンゲタへつなぎ左中間にトップリーグ初トライをあげる。12番三友良平のゴールも決まり7点先取。キヤノンは22分に相手陣25mラックからまたも9番福居がサイドを突き左隅へトライ、さらに29分には相手陣45m左中間から15番和田拓がドロップゴールを決め17点差とする。何とか流れを変えたいNTTドコモは37分にラインアウトから右へ展開し12番ロコツイシュウペリが中央へトライし7点を返し7-17で前半を終える。
後半もキヤノンのペース、4分にゴール前ラックから13番ティム・ベネットが持ち出し左隅にトライ。その後もPGで堅実に加点し7-35と安全圏へ。NTTドコモは31分にゴール前スクラムから8番箕内拓郎がトライを返すが、結果はキヤノンが初勝利に勝ち点1と花を添えた。
キヤノンのエリアマネジメントの上手さとブレイクダウンの激しさに、修正できないままに終わってしまったNTTドコモ、スクラムでは優位に立っていただけにホームでの痛い敗戦となってしまった。MOM(マン・オブ・ザ・マッチ)は、キヤノン福居武選手。
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