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ジョーンズ監督(右)、竹本キャプテン
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◎サントリーサンゴリアス
○エディー・ジョーンズGM兼監督
「去年の決勝で負けてしまったので、決勝でリベンジできることを楽しみにしています。今日の試合、後半はチームワークでNECさんに1トライしか与えませんでした。本当に良かったと思います。後半はチャンピオンチームとして試合ができました。後半の最後までNECさんはスマッシュしてきて、素晴らしいと感じました。パナソニックさんは勢いが戻ってきたのかと思います。これからすべて、決勝に向けてやれることはやっていきます」
──ハーフタイムの指示は?
「後半に向けて、引き続き攻撃しろと伝えました。ナドロ選手の出場も予測していましたし、サイドからサイドのアタックも想定していましたので、ディフェンスではしっかりしたスペーシングが重要だと言いました。サントリーの良いところは、自分たちのラグビーにプライドを持っているところです。竹本も(有賀)剛も良いキャプテンシーを示してくれました」
──ナドロ選手をインパクトで使ってきた相手の作戦は?
「まあ、起こった後には言いやすいのですが、彼は今シーズン、19回トライしてきた選手で、NECさんの総トライ数を考えると、3分の1のアタックがなくなったことと同じですね」
──東芝とやりたかったのでは?
「もう一回、試合をして勝ちたいです。待てません(笑)。東芝さんがサントリーに勝った後の態度が気に入りません。ラグビーは相手に敬意を持たなくてはいけません」
──今シーズン、ベストの試合では?
「まあまあです。これからベストに近づけていきます。先週の神戸戦前はトレーニングがハードで、選手は少し疲れていました。今週はすごくリフレッシュして臨めたのも良かったと思います。どれだけ、日本のラグビーの可能性が大きいか分かるゲームで、外国人も日本人も活躍してくれました。来週は、素晴らしい80分にして、どれだけ日本のラグビーが良い状態かを披露したいと思います。もう少し暖かくなるともっと良いのですが(笑)。」
──来週はデュプレア選手とフーリー選手の南ア対決になるが?
「デュプレア選手は世界一のハーフだと思います。試合が読める選手です。日和佐選手を教育して貰っています。ジャックは世界一のセンターです。よくしゃべります(笑)。彼のそばではいつも笑い声が起こります。グラウンドでも、常に何か言っています。来週は彼をリスペクトしながら戦いたいと思います」
──決勝の戦い方は?
「決勝はすべてセットピースです。今日も良かったが、来週も良いチャレンジをしたいですね。パナソニックさんは、今シーズンは少しプレースタイルを変えて、ボールを動かしてきていますが、その分、ディフェンスがルーズになっている部分がありました。今日は素晴らしいディフェンスでした。両方のチームとも、ゲインラインを越えられるかがポイントになると思います」
○竹本隼太郎キャプテン
「監督と同じですが、今週はチーム全体で良い練習ができていました。結集進出は嬉しいですが、去年の悔しさを想い出すと、もう一度気を引き締めて、監督、コーチ、スタッフ、ノンメンバーを含めた選手が、一つになって準備していきたいと思います」
──同期7人が出場したゲームになったが?
「剛が教えてくれました。同期の順調な成長は嬉しいですし、このまま成長を続けたいですね」
──後半、ポイントがあまり取れなかったが?
「リーグ戦とプレーオフはまったく違うものです。選手たちのミーティングでも、難しいビッグプレーをするのではなく、ベーシックプレーをしようと言いました。今週は、練習が長くなく、良いコンディションを作れました。その中で、コミュニケーションが取れて考え方をシフトできたと思います。来週へ向けて、さらにコミュニケーションを深めたいですね」
──第1試合の結果は?
「やはり、東芝さんの方がミスが多かったと思います。やはり、確実にプレーしなければいけないと思いました。ただ、NEC戦に集中していましたので、東芝さんとやりたかったという気持ちはありませんでした」
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