前節でNECから勝ち点5を獲得し、12位をキープしたNTTドコモと上位サントリーとの試合で展開ラグビーに自信をつけた福岡サニックスの試合は、開始早々福岡サニックス10番 田代がPGを決め先制、5分には、ペナルティからサイドを攻め、エンドで待っていた5番 マキリが左隅にトライ(G×)し、0-8とリードを広げる。10分には、一人少ないNTTドコモがゴール前5mラックから7番 鄭が左中間に飛び込みトライ、GKも決める。その後、お互い譲らず攻防を繰り返したが、24分NTTドコモは、ペナルティから9番 辻埜、10番 ガードと繋ぎ13番 清瀬が右中間にトライ、GKも成功し12-8と逆転に成功、NTTドコモがリードし前半終了。
後半に入ると、サニックスのスピード溢れる展開ラグビーで、6分、9分、14分と怒涛の攻めで、12-27と逆転しリードを広げる。16分には、途中出場のヘスケスが自陣から個人技でグランドを駆け回り、右中間にトライ、GKも成功し、12-34となる。
諦めないNTTドコモは、21分ラインアウトからモールで攻め、19番 シオエリが右中間にトライ、GKも成功し19-34。追い上げるNTTドコモは、33分ラックからサイド攻撃を繰り返し、最後は、ワイドに攻め宮里が右隅にトライ、GKも成功24-34と詰め寄り、喚起に沸くスタンド。しかし、反撃もここまで、最後は、福岡サニックス12番 小野のPKが決まり24-37とリードを広げて、ノーサイドを迎えた。
NTTドコモは、勝ち点1を獲得したが、入れ替え戦か自動降格か、明日のホンダヒート、コカ・コーラウエストレットスパークスの試合結果に運命を委ねることになる。
マン・オブ・ザ・マッチは、12番 小野晃征ゲームキャプテン。
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