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12節 マッチサマリー(神戸製鋼 16-16 ヤマハ発動機)

神戸製鋼コベルコスティーラーズ 16-16 ヤマハ発動機ジュビロ
【week12/2012年1月29日(日) at 兵庫・ホームズスタジアム神戸】

プレイオフ、ワイルドカード進出に色濃く絡む戦いは、神戸製鋼の先蹴りでスタートする。
フェイズを重ね神戸製鋼ゴールに迫るヤマハに対し、ダブルタックルでしっかり止める神戸製鋼。
一進一退の攻防が続いたが、均衡を破ったのは神戸製鋼。13分連続ラックからPR3山下がポスト下へ持ち込みT。(G成功7-0)

勢いに乗った神戸製鋼は、ヤマハDFを大きく左右に揺さぶり、しばしば反則を誘発する。25分FB正面の切れ味鋭いステップからハイタックルの反則を誘い、PGチャンスを得るものの外してしまい、主導権を握り損ねる。

一方、32分ヤマハはSH小池の絶妙なショートパントから得たチャンスを繋ぎ、フェイズを重ね右展開。CTBトゥイプロトゥが切れ味鋭くアングルチェンジしT。(G成功7-7)
前半終了間際、神戸製鋼が自陣からファイトするが、キープしきれず反則を犯す。ヤマハがPGを成功させ、前半を7-10のリードで折り返す。

後半早々の41分、キックオフリターンをキープできない神戸製鋼が犯した反則を、きっちり得点に繋げたヤマハ(PG成功7-13)がリードを拡げる。
接点で激しいボール争奪戦を繰り広げる両チーム、神戸製鋼が43分にPGを決め10-13。リードされるも、ここからの流れは神戸製鋼、47分からはヤマハをゴール前に釘付けにする。48分には反則の繰り返しからヤマハPR長野がシンビン。
スクラムで優位となった神戸製鋼はPGを得ても、繰り返しスクラムを選択。これに対し、反則を織り交ぜつつ凌ぐヤマハ。攻防は10分近く続いたが最後はヤマハスクラムの踏ん張りで、ここ一番を凌ぎ切り、ピンチを脱する。

なおも粘る神戸製鋼は60分PGを決め(13-13)ゲームを振り出しに戻すと、61分一気に3名を入れ替えテンポアップを図る。
69分神戸製鋼の連続アタックがヤマハの反則を誘い、PG成功で逆転に成功。(16-13)

残り10分の激しい攻防は、77分ヤマハのPG成功で16-16となり、互いにミスの許されない3分を迎える。
終了間際ヤマハ自陣で掴んだPGチャンスを得た神戸製鋼。勝ち点4とTOP4への望みを繋ぐPGだったが、無情にも外れタイムアップ。
‘負けゲームを拾った'ヤマハと、NECの背中が遠ざかった神戸製鋼。それぞれの思いを繋げ次週最終節を迎える。(廣島 治)

会見ダイジェスト
ヤマハ発動機ジュビロ
清宮監督(左)、大田尾ゲームキャプテン
清宮監督(左)、大田尾ゲームキャプテン

◎ヤマハ発動機ジュビロ
○清宮克幸監督

「ここ3試合負けていて、今日で4連敗となるところだったが、最後相手のPGが外れてなんとか連敗が止まった。チームもこれから反転していけるような匂いが感じられるゲームだった。最後、細かいところで悪いところはあったが、満足できる試合内容であった」

──3連敗していたが、どのように修正したのか?

「1試合1試合出てきた課題を克服しようとしていた。もちろん最後の方で簡単なミスはあったが、今日は次節への課題が少ない試合だったので、次節良い状態で試合ができるのではないか」

──連敗中はFWが良くなかったが今日は良かったのでは。

「今日は、神戸のFWとも互角に戦えたし、良かったと思う。自陣の22mに入られてからの神戸のFWは強かった。シンビンが出たときのパワープレーはよくまとまって耐えてくれた」

○大田尾竜彦ゲームキャプテン

「今日の試合は1年間やってきたことを信じて出し切っていこうというゲームだった。結果的には同点だが、過去3試合にはない激しさがあったり、チームとしてやろうとしていることができたりしたゲームであった。勝負のあやで勝てなかったのだが、勝点2というのは今のチームにとっては大きなもので、次節は勝ってワイルドカードに進みたい」

──神戸製鋼の印象は。

「ここでボールが出たらトライというところで、スムーズにボールを出させてくれない。ピンチに対する統一された意識を全員が持って守っている」

神戸製鋼コベルコスティーラーズ
苑田ヘッドコーチ(左)、大橋バイスキャプテン
苑田ヘッドコーチ(左)、大橋バイスキャプテン


◎神戸製鋼コベルコスティーラーズ
○苑田右二ヘッドコーチ

「ホーム最終戦ということで勝って終わりたかったが、前後半とも1on1でのディフェンスのミスが多く、こういう結果になってしまった。前節同様に最後までヒヤヒヤする展開であったが、最終節は勝点5を取ってトップリーグを締めくくりたい」

──終盤でのピーターグラント交代の意図は。

「ケガがあったので、交代させた」

──パワープレー時にスクラムにこだわって、トライをとりきれなかったが。

「あの場面、PGを狙う、タッチに切ってラインアウトからトライを取りに行く、スクラムからトライを取りにいくという3つの選択肢の中から、FWが少ないということで、スクラムという選択を選手がしたのであれば、それを尊重したい。結果、取れなかったのはスクラムを押し切れず回されたから」

○大橋由和バイスキャプテン

「相手の外国人選手に簡単にラインブレイクを許してしまった結果、こういった苦しいゲームになった。最後までプレーオフの望みがあるので、自分たちでやるべきことをやって良い形で締めくくりたい」



2012年2月1日

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