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和田監督(右)、豊田キャプテン
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◎東芝ブレイブルーパス
○和田賢一監督
「本日はありがとうございます。寒い中、本当に多くのファンの皆様に応援いただき、心から感謝申し上げます。今週のテーマは『一貫性』です。前からやってきたことを、ブレずにやりきることがテーマでした。試合前半の入りから主導権を握ることができました。アタック、ディフェンスも規律を守ってやり切れました。リコーさんのリズムのとき、トライを獲られましたが、修正して、次週のパナソニック戦に備えます」
──松田選手が活躍したが?
「今日の15番は、練習から、彼が若手と競争して勝ち取ったものです。仙波選手がラインブレイクしたところに自分から上がっていって、僕らが言う『一貫性』を示してくれました。怪我はまったく心配ないです。前半から飛ばして、ちょっと足がしびれただけです」
──リコーにリズムを作られた場面は?
「一つ一つのタックルの質に課題があります。向こうのファーストトライは、こちらがちょっとした規律を守れなかったからです。相手のアタックも良かったと思います。ラインアウトからスペースを取りに行ったのですが、エモシ選手、キニキニラウ選手の強さにやられました。1次のディフェンスですので、ミスマッチではありません」
──来週、パナソニック戦だが、プレーオフでもすぐに当たりそうだが?
「正直、そこまで考えていません。一つ一つの積み重ねが大事です。13節のパナソニック戦にベストを尽くすだけです。正直に言うと、プレーオフは選手がもぎ取ったものですから嬉しく思います」
──チームとしての成長の手ごたえは?
「選手自身がラグビーの原点である、何をぶつけていくかを考え、ブレイクダウンを動かすことも意識してきたからだと思います。4月からFWの成長なくして勝利はないと言い続けてきましたが、FWが自信を持ったし、選手が現状レベルと、やらなければいけないことを意識してきたからです。結果が伴わない時もありましたが、もう一度、春からやってきたモールを再認識することもできてきました」
──これからの修正点は?
「一つ一つのプレーの精度を高めることです。ちょっとしたパスのズレ、遅さが勝負を分けます。トライを獲るべき時に獲らないと相手のリズムになります。それを全員が意識できるようになりたいですね」
○豊田真人キャプテン
「始めに、来場された多くのラグビーファンの皆様にお礼申し上げます。『一貫性』は、春から貫き通してきましたが、選手一人ひとりが、一歩でも前へ出て、相手よりも少しでも動くことです。今日はリコーさんのペースのときもありましたが、前へ出続けることができました。結果、6トライ獲れて、2トライ獲られましたが、パナソニックさんは昨年の最後に負けた相手ですので、しっかり修正して臨みたいと思います」
──最後に攻めたのは?
「最後まで続けようと思っていましたので。その結果、最後はトライを獲れましたし、10分間、攻め続けることができました」
──ここにきて、締まってきたが?
「中盤戦で2敗したけれども、ここ一月の4連戦は良く戦えていると思います。一つの理由として、出ている選手だけでなく、Bチームの選手やスタッフが、思い切りラグビーを楽しんで、一つ一つ自分たちができることを100%出してくれているからだと思います。そのために勢いが違ってきたと思います」
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