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12節 マッチサマリー(コカ・コーラウエスト 28-33 トヨタ自動車)

コカ・コーラウエストレッドスパークス 28-33 トヨタ自動車ヴェルブリッツ
【week12/2012年1月28日(土) at 大阪・近鉄花園ラグビー場】

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C:2012, JRFU(Photo by A. HASEGAWA)

冷たい生駒颪(おろし)の中、コカ・コーラの先蹴で、勝ち点5を目指す戦いが始まる。
序盤から積極的にボールを動かすコーラは1分、トヨタ陣ゴール前スクラムからNO.8ファアマトゥアイヌのサイドアタック。SH香月がアングルチェンジであっさり抜け中央にT。(G成功7-0)

集中力が高まらない内に先制点を奪われたトヨタは、BKの展開からリズムを取り戻したかに思えたが、セットプレーからのリ・スタートが巧くいかず、拙攻を繰り返す。8分、ようやくコーラ陣ゴール前からモールを押し込んだトヨタ、右へ展開したボールをCTB山内がキレ鋭くゴールへ切れ込みT。(G成功7-7)

追いついたトヨタは落ち着いてゲームを進めるかと思われたが、強引なオープンアタックをインターセプトされるなど不安定さが目立つ展開。
13分、22分とトライを重ねリードを拡げるトヨタだが(7-19)、積極的にアタックする動きとは裏腹にキックでのエリアマネジメントが今ひとつなど、イージーミスが目立ち、攻めきれない。とはいえ36分、38分と連続トライで前半早々にボーナスポイントを獲得したトヨタが7-33で折り返す。

後半4枚の交替カードを切った風上のコーラ。ゲーム序盤はもたついたが、51分右展開からLO豊田将がT(G成功14-33)し、追撃開始。
アタックのリズムが出てきたコーラは、55分中央ラックから出たボールをSOウェブが鋭く切れ込んだCTBベイトマンに繋ぎ、中央へT。(G成功21-33)
ボーナスポイントどころかトヨタの背中が大きくなったコーラに対し、ブレイクダウンを制することができないトヨタだが、必死の粘りでゴールラインを割らせない。

フォーンが鳴ったラストプレー、積極的にアタックしたトヨタボールをターンオーバーしたコーラがトライに結びつけ4トライ目を挙げる。5点差の敗戦としボーナスポイント2を獲得(28-33)。会見ではプレーヤーの積極性を高く評価したトヨタ朽木監督だが、昨年のTOP4からすれば寂しい内容。

残留に向け勝利しか残された道が無いコーラ、ワイルドカード獲得に向け勝ち点のみならず得失点差も詰めたいトヨタ。厳しい状況の最終節で、両チームの最高のパフォーマンスが期待される。マン・オブ・ザ・マッチはトヨタNO.8菊谷。(廣島 治)

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会見ダイジェスト
コカ・コーラウエストレッドスパークス
向井監督(右)、平原キャプテン
向井監督(右)、平原キャプテン

◎コカ・コーラウエストレッドスパークス
○向井昭吾監督

「前半に5トライを許したのが敗因。後半攻めればトライが獲れるという自信が芽生えたことは光明。最終戦は勝利が絶対条件となったが、何とかトップリーグ残留に全力を尽くす」

○平原大敬キャプテン

「トヨタの強みであるモールを組ませないよう準備してきたが、反則が多く巧くゲームコントロールできなかった。後半の反撃も届かず、(HONDAがNTTコムに勝ったことで)最終戦は勝つしか望みは無くなった。なんとしても勝利したい」

──勢いが真逆になったが。

○向井監督
「メンバーチェンジが奏功したのと、風上の状況でSOウェブのハイパントをトヨタがイージーミスを繰り返したことで点差が詰まった。エリアマネジメントをきっちり制すれば、有効なアタックに通じる」

──4トライでボーナスポイント2を得た意味と次節について。

○平原キャプテン
「勝つことだけを考え、あきらめずに最後までプレーしたことがボーナスポイント2に繋がった。残留は決してあきらめない」

──最終戦へ向けての課題は?

○向井監督
「5トライを許した原因はペナルティ。ペナルティをしてはいけないエリアから脱し、しっかり敵陣で勝負する状況をつくることが課題」

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トヨタ自動車ヴェルブリッツ
朽木監督(右)、上野キャプテン
朽木監督(右)、上野キャプテン

◎トヨタ自動車ヴェルブリッツ
○朽木泰博監督

「残り2節、厳しいゲームが続く中、多くのファンと会社関係者の方々からご声援いただき、本当にありがたい。ゲームは勝ち点5が必達の状況下、プレーヤーは全力をつくし、最終節に繋がったプレーをしてくれた。後半加点できなかったが、前半からの積極プレー、4トライ目指しリスクを負っての積極性を素直に評価したい。リコー戦でも勝ち点5を目指す」

○上野隆太キャプテン

「勝ち点5獲得をクリアできたことは嬉しい。とはいえ、巧くエリアマネジメントできず、タックルも甘く後手に回ってしまった。次節も勝ち点5は絶対目標である」

──セットプレーの安定は今季の課題だが。

○朽木監督
「前半の出来はまずまずだった。テンポ良くボールキープ率も高かった。後半はコミュニケーションミスからボールキープ率は低かった。シーズン終盤でのコミュニケーションミスは致命的であり、今週しっかり準備することで、プレーの精度を100%まで上げたい」

──イージーミスが目立った。

○朽木監督
「積極的なプレーの副産物であり、気にはしていない。ただ、厳しい戦いが予想される最終戦ではイージーミスは許されず、しっかり準備したい」

──フォーン後にアタックした事について。

○上野キャプテン
「結果トライを奪われたが、1点でも得失点差を詰めることを考え、アタックした。
(朽木監督に『コーラは14人だった』と言われ)14人とは知らなかった(苦笑)」

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2012年1月29日

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