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11節 マッチサマリー(NTTドコモ 21-68 リコー)

NTTドコモレッドハリケーンズ 21-68 リコーブラックラムズ
【week11/2012年1月22日(日) at 大阪・近鉄花園ラグビー場】

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C:2012, JRFU(Photo by A. HASEGAWA)

永く雨が降らず、乾燥注意報が続いたが昨日の久しぶりの雨で芝に心なしか艶やかさが戻った近鉄花園ラグビー場、先蹴はリコー。

6分、22m付近ラックからリコーが左へ展開12番マア・ノヌーからのパスをうけた11番横山伸一が左隅にトライ、9番池田渉のゴールも決まり7点を先取、20分には左へ展開とみせて縦にアングルを変えて12番ノヌーが中央にトライ、前半だけでリコーは5トライをあげ0-33とNTTドコモを圧倒する。

後半も2分の13番山藤史也のトライを皮切りにリコーのペースでゲームが進む、7分の時点で0-47とどれだけ点差が開くのか? と思われたが、15分にNTTドコモはハーフウェイ左中間のラックからパスをつなぎ、6番スティーブン・セテファノがトライ、11番才口將太がゴールも決め、ようやく反撃の、のろしを上げる。17分にリコーのマア・ノヌーがシンビンの間にNTTドコモは途中出場の22番イオンギ・シオエリが2トライをあげ、あと1トライでボーナスポイント獲得まで追い上げるが、その後リコーは3トライをあげてNTTドコモを寄せ付けなかった。
リコー12番マア・ノヌーは自身の2トライと9番池田がラックサイドを駆け抜けたトライ以外のトライにすべてからむ素晴らしいパスプレーでファンを魅了した。マン・オブ・ザ・マッチはこの日4トライをあげたリコーの横山伸一が選ばれた。

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会見ダイジェスト
NTTドコモレッドハリケーンズ
高野ヘッドコーチ(左)、箕内ゲームキャプテン
高野ヘッドコーチ(左)、箕内ゲームキャプテン

◎NTTドコモレッドハリケーンズ
○高野一成ヘッドコーチ

「今日は地元大阪でたくさんの応援をしていだだきありがとうございました、今日は結果が出せずに残念です。アタッキングラグビーで仕掛けていくはずだったがエリアを取りきれずターンオーバーされてスコアを重ねられて波に乗れなかった。
後半は、ポイントを取りにいこう、攻めるしかないと修正したが、あと1ポイントがとれなかった」

○箕内拓郎ゲームキャプテン

「相手のキーマンによる失点というより、ゴール前で点が取れなかったのが自分たちの課題、また思った以上にセットプレーでプレッシャーを受け、キーマンを自由に動かせてしまった。あと2節、あきらめずに残留をめざしてやっていきたいです、ありがとうございました」

──点を取れないとは?

○高野ヘッドコーチ
「ゲームプランとしては、しっかりゴール前まで行くこと、そこからのパターンとしてディフェンスを散らすこととラックエリアをクリーンにしていくことだったが、相手プレッシャーが強く、プラン通りにいかなかった」

──キックをあまり使わなかったが?

○高野ヘッドコーチ
「ファーストフェイズで相手にボールを与えず、両WTBを上げてそこから裏をねらってなど、裏と表を忠実に行うアタックの基本どおり行った」

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リコーブラックラムズ
山品監督(左)、滝澤キャプテン
山品監督(左)、滝澤キャプテン

◎リコーブラックラムズ
○山品博嗣監督

「今日は多くのファンの方に応援に来ていただきありがとうございます。
立ち上がりは反則が多かったがFWがしっかりディフェンスしてくれて相手の流れを止めてくれた。そのあとはセットプレーからしっかりゲームを作ることができた」

○滝澤佳之キャプテン

「最初は反則が多かったが一人ひとりがしっかり仕事をしてくれた。後半に入ってから気持ちのゆるみなのか受けに回ってしまったところを勝ち方としては反省しなければならない。次の東芝戦にむけて修正したい」

──ドコモのどういった特徴を考えてゲームプランを組み立てたのか?

○山品監督
「まず自分たちのプレーをすること。先週はセットプレーが安定しなかったので、まず自分たちの形をしっかり作っていくことにした」

──ノヌーについて?

○山品監督
「マークされていることは十分わかっているが、基本的にダイレクトにボールを運んでゲインし、ワイド、ダイレクトなオプションを交えて攻撃していく、これをそれぞれの場面で十分に発揮してくれている」

──次戦に関して?

○山品監督
「トップフォーを狙える位置にいるのでフィジカルバトルで絶対に負けないラグビーをしたい」
○滝澤キャプテン
「どう戦うというより、とにかく勝ちたい。チャンスはあると思います」

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2012年1月26日

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