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ジョーンズ監督(右)、竹本キャプテン
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◎サントリーサンゴリアス
○エディー・ジョーンズGM兼監督
「今日はすごくタフなゲームでした。今シーズン、一番フィジカルなプレーができたのは嬉しく思います。ただ、最後にトライされたのは残念です。選手たちはタフに良くディフェンスしてくれたし、アタックでも、特に後半は良いアタックをしてくれました。来週に向けてパフォーマンスを上げていきたいと思います。
スターティングメンバーは5人くらい替えました。FBの竹本竜太郎が初キャップで、竹本家のお父さんはとても嬉しかったと思います(笑)。竜太郎は良いパフォーマンスをしてくれました。NECさんはとてもブレイクダウンでフィジカルな良いチームで、ナドロ選手にトライを獲られたのはさすがだと思います」
──後半の後半にやられて、ボーナスポイントを取られたが?
「そう、残念です。そこで、もう試合は勝ったと思っていたし、我々の最終的な結果にはあまり影響はないと思いますが、もう少しアタックの面でできれば、こちらもボーナスポイントが取れていたと思います」
──3点ずつ取る作戦だったのか?
「15点差をリードしたかったのです。今日はあまりグラウンドの中にスペースがなく、オフサイドぎりぎりまでディフェンスが認められていました。ラトゥ選手はどこからでもチャージに来て、すごく大きな彼専用のゲートを見つけたようでした(笑)。そこで、できるだけペナルティゴールを取れるときに取ることにしました。今日は本当に、準決勝みたいな試合でした」
──ジャパンのヘッドコーチになって初めての試合だったが?
「選手たちにも言いましたが、今までと何も変わりはありません。チームとして、引き続きシーズンを過ごしていきます。日本代表のコーチとしては、今日は試合のスタンダードが素晴らしい試合でした。今週、ウェールズ代表FWコーチのロビンが来てサントリーを見てくれましたが、思っていた以上にプレーのスタンダードが良かったと言っています。ただ、大学の決勝戦ではボールがどこにあるの、と言っていました(笑)。今日はボールが動いたので、彼はハッピーだったと思います」
──ジョージ・スミス選手のスーパーセーブについて?
「日本のラグビーファンはとてもラッキーです。今まで見たことのない、素晴らしい選手を見ることができますから。オーストラリア代表キャップ110の選手が、サントリーの試合でも毎回ベストを尽くしています」
○竹本隼太郎キャプテン
「NECさんはフィジカルが良くて、最初から簡単にトライを獲れるチームではありません。それでもPGで少しずつ得点し、自分たちのペースで試合することができました。勝って嬉しいですが、最後の10分はチームの意思統一が難しかったです。勝って、次に向けて反省できるのは良かったと思います」
──ホーンが鳴ったあと、中途半端だったのでは?
「インゴールで、もう一本獲りたいと選手がまとまり、コンテストするキックオフでしたが、本当に取りに行く意思決定ができていませんでした。もっと、ハドルを組んで行くべきでした。確認はしていたが、確認の強さが足りず、チェイスもリアクションもできませんでした」
──弟さんの出場については?
「まったく意識していませんでした。嬉しいは嬉しいですが、他のルーキーが出ても嬉しいですし、ルーキーの成長が我々を成長させると思っています」
──セットピースでもプレッシャーを掛けられたか?
「まあ、ラインアウトのディフェンスは良かったと思います。スクラムに関しては、タイミングをもっと合わせないといけませんが、全体的には良いコントロールができたと思います。ラインアウトについては納得しています。ブレイクダウンについては、試合に一生懸命でしたので、外から評価してもらった方が良いと思います」
──エディさんが日本代表のヘッドコーチになって初めての試合だったが?
「僕らは目標に向け、走り続けているし、もっと良いクラブにしたいという思いは、皆、去年から変わりません。ですから、何も変わりはありません」
──ジョージ・スミス選手のスーパーセーブについて?
「目の前で、本当にすごいプレーを見ました。簡単に真似できないプレーでした。これ以上ないお手本です」
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