開幕戦を勝利で飾った両チーム、この試合は真価が問われるゲームになった。
前半はヤマハ発動機ジュビロのキックオフで静かに始まるかにみえた。
いきなり開始1分にリコーブラックラムズのペナルティをジュビロFB五郎丸が慎重に決めて0-3で試合が動き始めた。
ジュビロが押していたが、二度のジャッカルから10分にブラックラムズFB河野のトライを生んだ。ゴールも決まり、7-3で逆転した。
キックオフ直後のジュビロの連続攻撃にたまらずブラックラムズがペナルティでPGをFB五郎丸が決めてジュビロが7-6で食い下がる。
25分に再びFB五郎丸のPGでジュビロが7-9と再逆転した。
前半終了間際のブラックラムズの攻撃にジュビロがラインオフサイドを犯してホーンが鳴った後にFB河野がPGを決めて三度逆転で10-9で前半終了。
後半ブラックラムズのキックオフ。
7分にジュビロの流れるようなラインのパス攻撃からWTB徐が左コーナーにトライ。FB五郎丸が難しいゴールを決めて10-16と四度逆転のシーソーゲームの様相か。
14分ノヌー登場に場内が沸き、ここから両チームの選手の入替えが激しくなる。
18分に反則からジュビロのラインアウトでCTBマレ・サウがノヌーのタックルを振り切ってトライを奪い、FB五郎丸がゴールを決めて10-23とジュビロがブラックラムズを引き離し始めた。
ブラックラムズは、21分にスクラムからNo8ハスケルが持ち出し左に展開してWTB小吹が右スミにトライ。FB河野が難しいゴールを決めて17-23と必死に食い下がる。
しかしジュビロは26分に左サイドのモールから右に展開してWTB田中が左スミにトライして17-28。さらに31分にブラックラムズのオフサイドのペナルティから25mのPGをFB五郎丸が決めて17-31のセーフティーリードを取った。
34分に中央のラックから素早く左へ展開してWTB中園のトライでジュビロはボーナスポイントとなる4トライ目を獲得。ゴールをFB五郎丸が決めて17-38でブラックラムズをさらに引き離しにかかった。
39分、WTBに代わった矢富が左から右にブラックラムズのディフェンスを切り裂いて右スミにだめ押しのトライ。ホーンの鳴った後に最後のゴールをFB五郎丸が決めて17-45でノーサイド。
後半、ジュビロの怒濤の攻撃にブラックラムズはノヌーの初陣を飾れなかった。
観客席はバックスタンドの両チームの応援団が活気ある応援とファンファーレで盛り上がっていた。この試合に勝利したジュビロの快進撃がみられるのか。今後のジュビロの試合は目が離せない。
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