今シーズンともにトップリーグへの昇格を果たし、初戦を何としても勝利で飾りたい両チームの一戦、地元とあって、スタンドを染め上げる大応援団の熱い声援の中、試合は始まった。
開始早々の1分、試合はいきなり動きだし、攻め込んだホンダヒートに対してNTTドコモレッドハリケーンズがホールディングの反則を犯し、ホンダがPGで3-0とすると、今度はNTTドコモがPGを2本続けて決め、3-6と逆転する。しかし25分に、タッチに蹴りだそうとするNTTドコモのSOハミッシュ・ガードのキックをホンダのNo.8川添学がチャージダウン、そのままインゴールに持ち込みトライ。ゴールも成功し10-6と逆転する。次いで前半終了間際の40分、NTTドコモは、ゴールラインの直前ラックからNo.8イオンギ・シオエリがトライラインを割り、ゴールも決めて10-13で前半を折り返す。
僅差で後半に入り、双方点を取りあう好ゲームが期待された。しかし、降りだした雨のせいもあってか、両チーム慎重に試合を進めた結果共に決め手を欠き、終わってみると後半はホンダ3PG、NTTドコモ2PGとPGのみの得点で、19-19で両チームが星を分ける結果となった。
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