「日本聴覚障がい者ラグビー連盟」より、国内初のデフラグビー国際試合、日本選抜「クワイエット・タイフーン」対 豪州選抜「サイレント・ナイツ」戦開催について発表がありましたので、ご紹介します。
ろう・難聴など聴覚に障がいを持つラガーマンでプレーされる、デフ(聴覚障がい者)ラグビー。今年11月、国内初となるデフラグビーの国際試合が開催されます。
ラグビー強国の豪州全土から選抜されたデフラガーマンで構成される選抜チームが初来日、日本聴覚障がい者ラグビー連盟(JDRU)の所属選手を主体とする日本選抜チームが迎え撃ちます。
日本ラグビーフットボール協会とジャパンラグビートップリーグのご協力により、第1戦が11月5日に名古屋・瑞穂競技場で、第2戦は12日に大阪・花園ラグビー場で、いずれもトップリーグの前座試合として実施されます。豪州側は東日本大震災への支援にも大きな関心を寄せており、チャリティーマッチとして2試合が行われます。
日豪の選抜チームの愛称はそれぞれ、「クワイエット・タイフーン(静かなる台風)」と「サイレント・ナイツ(静かなる騎士)」。ラグビーは、健聴者でも高度なコミュニケーションを必要とする競技です。日豪のデフラガーマンたちが手話やブロックサインで意思疎通を図りながら、「音のないフィールド」で戦う姿をご覧下さい。