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第10節 会見レポート(近鉄ライナーズ 36-60 神戸製鋼コベルコスティーラーズ)

近鉄、岡本ヘッドコーチ(左)と佐藤キャプテン
近鉄、岡本ヘッドコーチ(左)と佐藤キャプテン

神戸製鋼、増保監督(左)と松原キャプテン
神戸製鋼、増保監督(左)と松原キャプテン

◎近鉄ライナーズ
○岡本ヘッドコーチ

「リコーにいい形で勝てたので神戸にもと思ったが、神戸の上手さとウチのミスで自滅してしまった。有利であるはずのスクラムから勝負をしようと思ったが上手くいかず、すべて劣勢だった」

○佐藤主将
「フォワードがラックサイド、モールを止めることができず、完敗だった。ボーナスポイント獲得が唯一の救いだ」

◎神戸製鋼コベルコスティーラーズ
○増保監督

「前半近鉄のフォワードのプレッシャーもきつく、バックスの出足も速く受けた部分があった。ノーサイド10分前辺りから個々の精度が落ちたことが課題であるが、ひたすらボールに働きかけたフォワードはよく頑張った」
◎松原主将
「結果的には勝ったが納得いかない。詰めの甘さが今年勝てない理由だと思う。ボールを動かすことに自信を持って強いチームを作りたい」

――ふだんはボールを動かすラグビーだが、今日は縦々のラグビーだったのは何故?
○増保監督「ボールを動かすラグビーをしたかったが、プレッシャーがきつかったので松原キャプテンとSHの苑田の判断に任せた。ゲームをやりながら修正できたことは良かった」
○松原主将「ボールを動かしたかったが縦にいっても近鉄が集まらなかった。だからそのまま終わりまで縦々に攻めた」

――2連覇消滅について
○増保監督「現時点では優勝云々よりも1つずつ勝って、見に来ていただいているお客様に失礼にならない試合を心掛けたい」


2004年12月19日

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