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第10節 会見レポート(NECグリーンロケッツ 33-31 ワールド ファイティングブル)
ワールドファイティングブルのDES KISSANE ヘッドコーチ(右)、大西将太郎ゲームキャプテン
◎ワールド ファイティングブル
○DES KISSANE ヘッドコーチ
「今日はシーズン中でベストの試合でした。セットプレーで競ることができました。ほとんどの場面でディフェンスが良かったと思います。トップ3のNECにかなりきわどい勝負ができたのは良かった。舛尾キャプテンは怪我のため欠場しましたが、ショータローのような2年もリーダーとしてチームを引っ張った選手がいるので何の心配もありませんでした。
(前節の試合とハーフ団を入れ替えたのは)NECの強力なFWに対抗するため、外国人選手を2名FWで出した戦術的な影響です。中山とジミー(岡孝次選手のこと)の差はありません」
○大西将太郎ゲームキャプテン
「今日の試合は開始前からチャレンジするしかないと確認し、ペナルティからはトライを狙っていくという姿勢を80分貫くことができました。今年一番のゲームだと思います。シンビンで2人出しながらトライを取ったのは自信になりました。最後の勝負の運はうちに向いていませんでしたが、1ポイントでも欲しかったので良かったです。
残り2試合は下位とのゲームですのでぜひ勝ちたいですね。(今までと違った出来の訳は)負けが込んでおしりに火がついたというのもありますが、今までやってきたことがプレッシャーで出せず、トライが取れていないという反省があり、吹っ切れて自分たちがやってきたアタックを、トライを取りにいこうと皆の意見が一致したのが大きかったです。何もいわなくてもペナルティからトライを狙いに行くという姿勢が皆にありました。この状況のなか、最後にボーナス点も取れて自分たちの不安の解消になりました。トライが取れる自信がつきました。残りの2試合で、どう生かすかが課題です。どちらも弱い相手ではありませんのであくまで挑戦していきたいです」
◎NECグリーンロケッツ
○高岩映善ヘッドコーチ
「この試合は重要なポイントととらえ接戦の予想を立てていましたが、やはりワールドさんの気合をうちが受けてしまったかなというところです。シンビンについては、レフリーとのコミュニケーションをうまくとっていかないとうちだけでなくラグビー自体が成立しなくなると感じました。1チームとしてだけでなく取り組んでいきたい課題です。次の2試合は必ず勝って優勝にからみたいと思います。やることは基本的には変わりません。NECらしい激しいラグビーで勝ちたいですね」
◎箕内拓郎キャプテン
「80分試合して、最終的には勝ったんですけれども、ワールドさんのプレッシャーを受けてしまいました。改めてトップリーグの上位と下位のギャップのなさを感じました。去年、ワールドさんには負けているし、1戦1戦が大事だと選手には話してきましたが、なかなか簡単には勝たせてくれませんね。
ワールドさんはFWに外国人を2人入れ、どちらも強力な良い選手でうちは苦しみました。早々にウィングとフルバックを失ったのも計算外でした。また、抜かれても最後まで追って真中にトライさせないことができなかったのが反省点です。
(最後のヤコの50mペナルティーゴールについての質問に)届くかどうかヤコに聞いたところ、「トライしてみる」といったので狙わせました。まず、点差をひっくり返すのも大事ですが、残り3分あるのをレフリーに確認していましたので、外れても相手にタッチを蹴らせてマイボールラインアウトから敵を倒してつなぐという、敵陣で試合が続くというオプションを選びました。次週のトヨタとはプレシーズンにうちが勝ってトップに残り、向こうが落ちたのでトップリーグでは初めての対戦です。うちも優勝戦線に残りたいので、今まで以上に良い試合をして勝ちたいと思います」
2004年12月21日
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