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第10節 会見レポート(リコーブラックラムズ 3-51 東芝府中ブレイブルーパス)

リコーブラックラムズの平岡正樹監督(右)、山品博嗣キャプテン
リコーブラックラムズの平岡正樹監督(右)、山品博嗣キャプテン

◎リコーブラックラムズ
○平岡正樹監督

「東芝さんの激しさに前半のなかで止められず失点を重ねてしまいました。東芝さんへの対抗策としてディフェンスを全面的に注意して特にモールとラインディフェンスをチームとして練習してきましたが、バツベイ選手らに簡単にゲインを許してしまったのが敗因です。後半、チャンスも作れましたが残念です」

○山品博嗣キャプテン
「リコーの戦いをしようと、いま1番強い東芝さんに勝ちに行こうと練習してきました。セットで安定できず、すべての面で東芝さんが上回っていたと思います。(残り2試合について)この試合も小さなポイント狙いでなく勝ちに行こうとしましたが、こうなると11位まで、幅広い可能性が出てきています。厳しい戦いだと認識しています。こういう現状にしたのも自分たちの責任ですので、何とか勝って上へ行きたいと思います」

◎東芝府中ブレイブルーパス
○薫田真広監督

「今日の試合のプランでは近いところ、チャンネル0のところを攻めていこうという非常にシンプルなラグビーがテーマでした。体を張った痛いプレーを徹底し、相手にダメージを与えながらいけば勝てるのではと思いましたが、よく全員がやりきってくれました。リコーさんのディフェンスは飛び出しが速くてインターセプトが多く、しつこいので、裏のキックも使いました。初めこそトライを取りましたが遠いところのイージーミスが多く反省点です。攻めるところを意識させたいですね。ただ、失トライ0は非常に評価できると思います。
次週ヤマハ戦ですが、相手は今シーズンから入った外国人選手2人がキックを含めてバランスがよいですね。ジュビロスタジアムのアウェイの雰囲気と、この季節の風がすごいと聞いていますので、しっかりスカウティングしてそれらを計算に入れて次週に臨みたいと思います」

東芝府中ブレイブルーパスの薫田真広監督(右)、立川剛士バイスキャプテン
東芝府中ブレイブルーパスの薫田真広監督(右)、立川剛士バイスキャプテン

◎立川剛士バイスキャプテン
「キックやチャンネル0もうまく使えました。しかし、単純ミスが多くトライを取れるところを取れなかったのが反省点です。外国人をうまく活用し、オプションを広げていきたいと思います。練習では外もうまく使えるのですが、楽してトライを取ろうという意識があったかもしれません。やはり、もっと近場で厳しく崩してから取りに行かないといけません。次週は勝ち点5を取ります」



2004年12月21日

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