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ジャパンラグビー トップリーグ規約

2.組織

第1節 ジャパンラグビー トップリーグ(JRTL)

第4条〔JRTLの審議事項〕
1.JRTLは、日本協会理事会から委託されたJRTL関連事項をJRTL組織内で審議する。
2.次のJRTL関連事項は、日本協会理事会による決定に先立ち、JRTLで起案、JRTLボード委員会、関連する日本協会各委員会の審議答申を経て日本協会理事会に提案されるものとする。
(1)事業計画および事業報告に関する事項
(2)予算および決算に関する事項
(3)入場料金を含めた、試合実施に関する事項
(4)スポンサー契約に関する事項
(5)放送権に関する事項
(6)商品化権に関する事項
(7)その他JRTLに関する諸事項

第5条〔JRTLチェアマン〕
JRTLチェアマン(以下「チェアマン」という)は、日本協会理事会にて選任されたものがこれに就任する。

第6条〔チェアマンの権限〕
チェアマンは、JRTLに関し次の権限を有し、義務と責任を負う。
(1)JRTL組織決定と常勤役職員の指名と召集
(2)JRTLボード委員会メンバー(以下「ボードメンバー」という)の指名と招集
(3)日本協会から委託された事項の審議と報告
(4)その他、日本協会理事会から要請を受けた事項全般の審議と報告

第7条〔組織構成〕
1.JRTLの組織の責任者構成は、チェアマン、トップリーグ担当理事、ボード委員会委員長(トップリーグ担当理事兼務)、事業運営責任者(以下「部門長」という)、機能別部門責任者、並びにチェアマンに指名された者によって構成する。
2.JRTLの組織内には、企業代表者会議、ボード委員会会議(以下「ボード会議」という)、チーム代表者会議、チーム代表者幹事会社会議、チーム運営担当者会議、監督&コーチ会議、メディカルコントロール部会、事業企画アドバイザー会議、競技運営アドバイザー会議、キャプテン会議、その他各種運営関連会議等を設置することができる。
3.ボードメンバーの中には、三地域協会管轄内活動の円滑化を図るため三地域協会理事長クラス以上の人材を配置する。

第8条〔組織員の決定〕
1.チェアマンは、JRTL担当理事、部門長、トップリーグ事業委員会部門責任者の人選を行い、日本協会理事会の承認を得る。
2.チェアマンは、ボード会議の構成員として、日本協会会長、副会長、専務理事、理事会計役、事務局長、三地域協会理事長、部門長、その他日本協会理事並びに有識者等の中から人選を行うものとする。
3.JRTL組織内の一般職員の人選と配置は、部門長が行う。

第9条〔関係者の関与〕
1.日本協会の会長・副会長・専務理事・理事会計役は、JRTLに直接意見を述べることができる。
2.JRTLは、必要に応じて議案に関係ある者を出席させ、その意見、調査、報告を行うことができる。

第10条〔代理出席〕
各種会議においてチェアマンから要請を受けたにも関わらず、本人が出席出来ない場合、原則として代理人の出席は認めないものとする。 但し、予めチェアマンに届け出て承認を得た場合はこの限りではない。

第11条〔任 期〕
1.JRTLの役職員またはボードメンバー、その他各種スタッフの任期は、年度単位の1年間とする。 但し、増員または補欠のため選任された上記対象者と同類の任期は、他の対象者の任期同様、年度末を任期の期限とする。
2.JRTLのボードメンバー、役職員、その他非常勤スタッフ等の任期の更新は可能とする。
3.第8条の対象者は、原則として任期途中において変更することはできない。ただし、やむを得ない事由があり、且つ日本協会理事会ならびにチェアマンの承認を得た場合は、この限りではない。

第12条〔ボード会議の招集〕
チェアマンは、必要に応じボード会議を開催することが出来る。 尚、原則として毎年年度初め又は年度末に定例として実施するものとする。ボード会議の招集は、定められた期日の場合を除き、ボードメンバーに対して、開催日の7日前までに連絡しなければならない。但し、緊急の場合はその限りではない。

第13条〔ボード会議の議長〕
ボード会議の議長はトップリーグ担当理事が務める。 但し、議長がやむを得ない事情により不在となる場合は、部門長がこれにあたる。

第14条〔議事録〕
ボード会議の議事経過の要領および結果は議事録に記載し、これを日本協会事務局に保管する。

第15条〔事務管理機能と報告〕
JRTLの活動に関する事務管理機能(人、物、金の管理)は、日本協会事務局長が部門長並びにJRTL企管理責任者からの報告を受け最終決済を行う。

第16条〔事業企画アドバイザーの活用〕
1.JRTL組織内「事業企画アドバイザー会議」はチェアマンの命を受けて、現状の諸課題を把握し、課題解決のための作業並びに将来検討を行うことを目的とした活動とする。
2.「事業企画アドバイザー会議」は、諸課題並びに将来構想事案についてチェアマンの了解を得てボード会議並びに日本協会理事会に上程し審議を要請することが出来る。

第17条〔競技運営アドバイザーの活用〕
1.JRTL組織内に、試合実態を常に把握し競技運営のサポートを行うメンバーを配置することが出来る。
このメンバーの名称を「競技運営アドバイザー」と称す。「競技運営アドバイザー」は部門長の指示を受けて「事業企画アドバイザー会議」に出席することを可能とする。
2.「競技運営アドバイザー」は、JRTL年度方針に従い、その方針を円滑に関係各所へ浸透させること、さらに試合会場における諸問題を整理し、それを「事業企画アドバイザー会議」に報告することを役割とする。
3.「競技運営アドバイザー」は、レフリー判定や、競技運営に関するトラブルが発生した場合、マッチコミッショナーからの要請に基づき、マッチコミッショナーへのアドバイスを行うものとする。
4.「競技運営アドバイザー」の人選は部門長が諸事情を踏まえ決定する。

第18条〔企業代表者会議〕
JRTL加盟チーム保有の企業から、JRTL活動への理解、並びに日本協会と企業との相互の協力協働体制を深耕させること、企業スポーツとしての新たな価値を創出することを目的として、代表権のある役員の参加を原則とした、年1回(年間表彰式)の会議を開催する。

第19条〔チーム代表者会議〕
1.チーム代表者会議を、日本ラグビーの活性化並びにJRTL全体の活力創出を目的として、JRTL内に設置する。
2.チーム代表者会議は、チームの代表者(ラグビー担当役員又はラグビー部長)によって構成される。
3.チーム代表者会議は、原則として年4回(プレスカンファレンス時、年間表彰式時含む)実施する。
4.チーム代表者会議の中に、会議進行の円滑化を図るため、チーム代表者幹事会社会議を設置する。
幹事会社の選定は、チーム代表者会議メンバーによる総意で決定するものとし、その任期は3年間とする。
幹事会社が任期期間中にJRTLから離籍する場合は、新たに幹事会社を選定する。

第20条〔加盟会費〕
1.チームはJRTLに対し加盟会費として1000万円を支払う。
2.加盟会費の有効期間は年度初めから年度末迄の1年間とする。
3.加盟会費についての詳細については「トップリーグ加盟会費契約書」に記載する。
4.加盟会費の改定については、リーグ事情を鑑み、チーム代表者会議並びにボード会議、日本協会理事会の承認を得て改定を可能とする。
5.チームは、加盟会費を原則として当該年度の5月末までに支払いを完了する。

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